カレーな薬膳 渡辺玲著

Food

日本の国民食とも言えるカレー。 ヴィーガンやベジタリアン生活していたときに、インドカレーのお店に行くとベジタリアンカレーがあるのが救いだった。 外食で食べるお店がなかったらインドカレー屋さん。 友人にスパイスをいろいろもらったことがきっかけで、スパイスを使った料理、ほとんどがカレーを作るようになった。 インドに初めて行ったときは、オーガニックスパイスをいっぱい買って帰った。なんと言っても、ヨガのティーチャートレーニングでの毎日の食事が美味しくて、日本で食べるインドカレー屋さんの味と違うじゃんということで、自分でカレー作るしかないって思った。

もちろんカレーのため。 レシピは人に聞いたり、インターネットで調べたり、自分の直感だったりだったのが、本を買ってみようと思って手にしたのが、カレーな薬膳 渡辺玲さんの著作。2年前に買ってレシピの参考にしたけど、ちゃんと読んでいなかった。

タイトルがカレーな薬膳だから、身体に良いこと間違いないはずっていう勝手な思い込み。スパイスへの興味はリシケシでアールユヴェーダの診断を受けた時に、ドクターからスパイスの名前がいろいろ出てきたからだ。スパイスのことを知りたいって思った。 ヨガから哲学に興味を持ったりスパイスに興味を持ったりととなっていくんだ。

この本で出てくるのは、南インドの食の世界。 アーユルヴェーダも本場は南インドだった。アーリア系の人が多い北インドと違って、南インドのドラヴィダ人は、小柄だったり日本人に近いという。自分が行ったインドは北インドのリシケシと周辺だけだ。

リシケシのカレーは、スープぽいのがほとんどだったけど、日本のインドカレー屋さんのカレーがトロトロしている謎について、玉ねぎをミキサーにかけてペーストしたものを茹でてベースにしているからという。そういうことかと謎が解けた。インドカレー屋さんで胃がもたれる原因のひとつということだ。

南インド出身の料理人が「北の料理はオニオンがトウーマッチだ」という。インドカレー=ギーという自分の勝手な概念も、ダルカレーにはギーだが、肉や野菜のカレーには、ごま油(コールドプレスの)だったり、ココナッツオイルなど植物油を使うという。 日本のカレーとの違いで、コトコト長時間煮込んだりしない。本の7割くらいはさまざまなレシピを紹介してくれている。

レシピ興味ある方は、本をが出たのが2003年と20年前ですが、レシピは古褪せていません。料理の巻頭に少しだけですが、そのぶん想像力が作動します。

本を読むだけで食欲をそそります。オニオンとトマトのアチャールを作ってみよう。

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