「陰ヨガを伝える言葉」と陰ヨガを学ぶこと

陰ヨガ ヨガニドラ

陰ヨガ

陰ヨガ。陰と陽。一般的なハタヨガと何が違うのか? ハタヨガは太陽と月。陰と陽のヨガ。陰ヨガの特徴として言われるのが、一つのポーズを3分から5分と長い時間ホールドする。心身の深部に働きかけることでリラックスしていく。また東洋医学での経路(エネルギーライン)に働きかけることで氣(プラーナ)の流れを整えて、陰陽のバランスをとるという。 ハタヨガ自体も本来はポーズで、身体のナディ(経路)やマルマ(ツボ)に働きかけるものだった言います。 タイマッサージもセン(経路)を刺激するマッサージで、タイヨガのルーシーダットンも本来は経路を刺激する体操だったはず。 

タイのヨガのルーシーダットンのハタヨガとの違い

陰ヨガは古くからの東洋の知恵が生かされたヨガと言えますが、生まれたのは1980年代だということで、ヨガの歴史から比べると新しいとも言えます。陰ヨガは中国の道教のヨガの流れがあるようで創始者のポーリー・ジンク先生は武道家でカンフーや太極拳との関連性があると石田麻子さんのコラムで書かれている。 陰ヨガの成り立ちを知っていますか?|石田麻子の陰ヨガコラム 

イタリアで生まれたオダカヨガも武道の動きを取り入れている。10代の頃、空手をやっていただけにとても興味深いです。 子供の頃読んだ空手の本では、空手はインドから達磨大師(ボディーダルマ)が中国の少林寺に伝えたものが日本に来たという。 武道というのは矛を止める。本来は戦わないためのもので、心を平和にするためのものだったのかもしれない。 

 陰ヨガの第一人者、ポール・グリリー先生のDVD Yogaworks ヨガワークス [ヨガDVD] Yoga works ポール・グリリーに学ぶ陰ヨガ 

The Language of Yin.  陰ヨガを伝える言葉

陰ヨガについて、学んでみたいと思って本を探してでてきたのが、サラ・パワーズ先生の陰ヨガの新しい教科書 Insight Yoga 経路とポーズの関係性とか細かく書かれていたり、マインドフルネスについてなどもわかりやすく書いてある。まさに教科書的なバイブルな素晴らしい本。 この本については下記のリンクに書いてます。

今回は今年2022年に出版された一冊 『陰ヨガを伝える言葉 静寂を身につけ、余白を伝える 57のテーマ、46のシークエンス、33のスクリプト』を紹介したい。  

The Language of Yin.  陰ヨガを伝える言葉

”静寂を身につけ、余白を伝える”  タイトルのシンプルな文に心が惹かれた。 

静けさだったり、スペース、置き去りにされがちだが、そこに大事なものがあるという気がする。

この本を購入して開いたときから、まさに一目惚れだった。 陰ヨガを指導する人がどうやってテーマを決めて、シークエンスの流れを決めたらいいのかについて、さまざまな方角からこの本では陰ヨガを伝えている。あるいは、古今のさまざまな人の言葉が引用されているが、そのセレクトが意味がどうこうとか関係なく、何気なくそっと優しく触れてくる。 こんな言葉を聞きたいし、自分も選びたいって思う。

ヨガを学ぶ中で、ポーズをどのような完成させていくかだったり、もしくはヨガはポーズだけでなくヨガの哲学や生き方、在り方だよってヨーガ・スートラだったり、バカヴァット・ギーターだったりの教えを努力して理解しようとかしてしまうが、みんながみんなではないかもですが、自分は知りたい、理解したいって思って、さまざまな本を買ったりしてしまっていて、それはそれで、自分にとって知識が入ったり役に立ってはいるが、この本に書いてあるメッセージはもっと直接的で、そして日々生きるのに必要なことをシンプルに伝えてくれていると思う。

本のなかの美しい言葉をいくつか紹介したい。

 この宇宙の誰よりも、あなた自身が、あなたの慈愛に値しましす。

ブッダ

 もっと愛したい、幸せになりたい。あらゆる欲求はこの2つに集約される。

ハーフェズ

 孤独にならないでください。あなたの内に宇宙があります。
小さなふりをするのをやめましょう。あなたは躍動する宇宙そのものです。
人生に火をつけましょう。その火を煽ってくれる仲間を探し求めなさい。

ルーミ

 息を吸うと、神が近づく。吸った息を止めて、神の側に留まる。
息を吐くと、神が近づく。吐いた息を止めて、神にゆだねる。 

クリシュナマチャリヤ

この本のようなテーマや言葉を使ってヨガのクラスを行いたいし、人にシェアしたいと思う。ヨガをあまりやらないという人にもきっとこの本は役に立つのではないだろうか。

200時間 陰ヨガに特化した 指導者養成講座|YIN VARIATIONS FOUNDATION

200時間 陰ヨガに特化した 指導者養成講座|YIN VARIATIONS FOUNDATION

本や動画を見て陰ヨガを学んで練習していたが、もっとしっかり練習したいし、自分でも陰ヨガのクラスを開催したいということで、講座をいろいろ調べてみた。実際、自分でやるヨガのクラスはヨガニドラなどは、ほぼ身体動かさなくて、陰のヨガとも言える。 陰ヨガにもいろんな講座がある。いろんな先生がご自身の体験から必要と思うことを伝えてくれているのだと思う。 そこに何が正しいか、あっているのかは正解はなく、その人に必要かどうかだと思う。

自分は、できるだけ源流に近いものを学びたいと思ったとき、ポール・グリリー先生のクラスを受けてみたいと思ったが、日本で受けられるクラスは今のところ予定はなさそうだったが、長年アシスタントをしていたお弟子さんたちがやっているクラスがあった。 

何人か気になる先生がいた中で、ジョー・バネット先生の2020年にチャリティークラスの「Flying Dragons: a Yang Sequence 陽ヨガの2つの原型 ドッグ・ドラゴン」が録画で視聴受講ができて、このクラスが自分にはとても心地よくて、この先生のクラスに興味を持った。 

そして200時間 陰ヨガに特化した 指導者養成講座、陰ヨガのティーチャートレーニング、RYT200。3ヶ月間毎週土日に朝から午前中いっぱい6時間のクラスが2022年は7月からスタートする。 RYT200はハタヨガで2018年に修了しているし、時間もお金もかかるし、気にはなったが、最初は受けようって思わず、他の先生のクラスを何か受けてみようかって思ったが、やはりこの講座が気になった。 

 LEAD TEACHER メイン講師

JOE BARNETT( E-RYT 500 YIN VARIATIONS 主宰)

ジョー・バーネットは、ポール・グリリーのティーチャートレーニング内でアシスタント制度をスタートさせ、過去20年に数千人の陰ヨガティーチャーの育成に貢献してきた陰ヨガの立役者のひとり。「グリリー・メソッド」と呼ばれるファンクショナルベースの陰ヨガに忠実でありつつ、一人ひとりの生徒の心に寄り添う誘導に定評がある。日本、韓国をはじめアジアからののフォロワーも年々増えている。

YIN VARIATIONS

 https://www.yinand.com/yinvariations 

ジョー先生について書かれた文章にある。一人ひとりの生徒の心に寄り添う誘導という言葉。 先生が自分のやりたいことをやってしまって、一人一人に寄り添うってできるようで、できていなかったりする。 

気になって、主催の方に問い合わせをしたら、とても丁寧にお返事いただき、お話させていただく時間までとっていただき、主催者の講座への思いや、ジョー先生のお人柄なども聞いて、自分もこの講座を受けたいとやっぱり思った。

ということで申込みをさせて頂いた。 

ヨガの学びと実践の旅は続く。3ヶ月どんな体験になるか楽しみです。 この記事を読んで、講座に興味持ったら一緒に学んでみませんか? 学びながら、今やっているクラスにも少しずつ陰ヨガのエッセンスを取り入れていけたらと思います。 

日々是好日。

インド リシケシでのヨガの旅 アシュラムでのTTC合宿の一ヶ月 

陰ヨガ Yin Yogaに特化したティーチャートレーニングの受講と陰ヨガについて 

陰ヨガの新しい教科書 Insight Yoga

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