陰ヨガ Yin Yogaに特化したティーチャートレーニングの受講と陰ヨガについて

陰ヨガ 陰ヨガ

今年、2022年の夏7月から3ヶ月の間、土日の朝7時から午後13時まで陰ヨガのティーチャートレーニングをオンライン受講した。

ヨガアライアンスに認定では世界で唯一の陰ヨガに特化した200時間の指導者養成講座 (インバリエーションズ・ティーチャートレーニング)。先生は陰ヨガシニアティーチャー JOE BARNET(ジョー・バネット)。

「陰ヨガを伝える言葉」と陰ヨガを学ぶこと 

4年前に参加したインドのリシケシで1ヶ月間の合宿でのティーチャートレーニングが楽しかったから、いつかまた合宿で1ヶ月とか長期でヨガの練習の日々を送りたいと思っていたが、まさかオンラインで3ヶ月かけて受講するなんて考えてもいなかった。人生って自分では予定していないことが起こる。

インドでのティーチャートレーニングについて書いた記事はこちら。 インド リシケシでのヨガの旅 アシュラムでのTTC合宿の一ヶ月

陰ヨガの起源と歴史

一般的には陰ヨガの創始者と言われているのは、ポール・グリリー先生。正確には創始者というより、元々あったヨガを整理して世の中に出した人だという。 1980年代にすでに現代で一般的な動きのあるハタヨガを行って指導をしていたポール先生が1人の武術家の先生と出会い、そのヨガと日本の本山博先生の経絡や経路の理論などを学び取り入れて、ポール先生やその仲間が研究を続けて現在の陰ヨガが出来たといいます。そして現在も日々、進化しているという。

元々、あまり有名でなかったポール先生が教えていた陰ヨガが広まったのは、すでに有名な先生だったサラ・パワーズ先生がポール先生のもとで陰ヨガを習い、クラスを行うようになり、陰ヨガという名前を使うこともサラ先生からの提案でサラ先生が陰ヨガ Yin Yogaの名付け親ということです。 陰ヨガはポール先生とサラ先生を中心に世界に広がっていき、今では日本にも多くの先生がいます。 

陰ヨガも先生で指導していることに特徴があるということで、ポール先生は骨格の違いを大事にしており、サラ先生は仏教の思想やマインドフルネスを大事にされていると言います。

今回、私が受けた講座の先生はポール・グリリー先生の弟子であり今もポール先生とともに学び練習を実践しているジョー・バネット先生。

陰ヨガとは?

それでは陰ヨガとはどんなヨガなのか? ポーズのキープ時間が長いとか、経絡に働きかけるなどが知られていますが、ジョー先生の伝える陰ヨガはポール・グリリー先生が提案するファンクショナル・アプローチ、機能を優先する一人一人の骨格や個性を大事にする。完成されたポーズを行うのではなく、生徒が自分に合ったヨガのポーズを自分で見つけていく。正しい形があるのではなく、自分に合ったポーズは左右でも違うし、その時々で違う。 自分に合ったリラックスできる形を見つけると、身体の表面だけでくより深いところに働きかけることができ、心身をリラックスすることができる。瞑想的でありセラピー効果が高い。

陰ヨガはポーズをキープして止まる時間が長い。しかし、実際は動いている時間もかなりあります。陰の時間(留まる)の後には必ず陽(動く時間)があります。陰の部分にフォーカスされますが、常に陽がセットにあり陰陽ヨガであるとも言えます。

陰ヨガの流れと原型

陰ヨガには5つのステップまたは7つのステップで行われます。 まず陽の動きから始まりターゲットになる体の部位を決めます。 ターゲットエリアに働きかけるポーズを数種類試して探求して、自分に合ったポーズを見つけます。 自分に合ったポーズを見つけたら、そのポーズで留まり、陰の時間にトランジションして、そして徐々に力を抜いてリラックスしていきます。 数分ホールドしたらポーズを解いて、リバウンド(余韻)を感じます。 そして、また陽の動きは戻っていきます。ポーズのキープ時間は2分から7分くらいですが、一連の流れは、2倍から3倍くらいになります。

陰ヨガにはターゲットのエリアが陰のポーズで5つの原型があり、陽のポーズでは2つの原型があります。大きく分類すると7つに分けられるということです。陰ヨガの原型のひとつにシューレース(靴紐)の原型と言われるものがあり、ターゲットエリアは臀部から腿の外側になる。 シューレースのバリエーションのポーズだけでたくさんのバリエーションがあります。その中から数種類を試してみるのが探求の時間です。 この探求の時間がとても大事で、先生に指示されたポーズをただ行うのではなく、心身の声を聴く時間になります。 シューレースの原型の中にシューレースというポーズがあります。このポーズはハタヨーガでは、ゴームカアーサナ、牛の顔のポーズと言われるポーズの下半身が同じ形です。陰ヨガでは独自のポーズの名前がついています。

また陰ヨガの特徴としてプロップス(補助具)を積極的に使うというのもあります。 ブロックやボルスターなどヨガの道具として販売されていますが、家にある枕やクッション、ブランケットなどあるものを活用して、ポーズの助けにしたりリラックスするのに使うことができます。

陰陽五行

陰陽五行という中国から古くある考えがあり、道教のヨガの影響を受けている陰ヨガは陰陽五行の考えがあります。 「陰が極まれば陽になる。」「陰の中には陽がある。陽の中には陰がある。」というような陰陽の考えと、世界が5つのエレメントでできている「木、火、土、金、水」の五行という考え、世界の全てのものは5つのエレメントに対応する。人体で言えば内臓を肝臓や胆嚢を木のエレメントという思想。

インドのアーユルヴェーダやインド哲学でも5つのエレメントで世界は構成されていて、5つの中身は異なるが古代からの思想は興味深いものです。 アーユルヴェーダの5つのエレメントはサンキーヤ哲学という宇宙がどのように現れて展開していったかという話になります。 

陰ヨガではポーズで経絡の流れをよくして、対応する内臓を整えるとされています。経絡とはハタヨーガでいうナディ(Nadi)のことで、経絡を氣(プラーナ)が流れる。 経絡があるのはフィジカル体ではなく目に見えない、アストラル体(感情体)とかエーテル体(幽体)と言われるが、陰ヨガでは本山博先生の理論を採用しており、体内の筋膜に経絡があるという考えになっている。本山博先生の書籍などで研究について書かれているということで、読んでみたいと思います。

 

陰ヨガとハタヨーガ

陰ヨガは中国の道教思想の影響を本山博先生の経絡の考え、そしてハタヨーガの元となったタントラヨーガのチャクラ理論などに影響を受けて現在も進化しているというのが、講座を通しての感想でもあります。

そして重要なことはハタヨーガを補完する意味がある。 実際に現在のヨーガの多くが動きすぎていたり、個人個人の体、骨格や柔軟性などにあっていないポーズを行うことで怪我をしたり、手段であるはずのヨガのポーズが目的となってしまっているが、個人の個性を大事にすること、ポーズに留まることなど、ハタヨーガで全てではないが抜けてしまっているところを補完することができる。 陰陽のバランスを取るのに適しているのではないかと思います。 全ての人が常に陰ヨガを行うというより、時にフローのあるヨガを行うなども必要で、陰ヨガの中には陽の動きもある。ハタヨーガではアーサナ(ポーズ)の練習が瞑想になるということを言う人もいますが、陰ヨガでポーズに留まる時間がプラーナヤマや瞑想の練習にもなり、自然と瞑想状態に入っていったりします。

陰ヨガ Yin Yogaのクラスについて

陰ヨガのクラスは、一般的なハタヨーガのクラスに比べて多くはありませんが、いろんなところで受けられるし、オンラインのクラスもあるので、いろんな先生のクラスを受けてみてほしいと思います。 先生によって、いろんな個性があるでしょう。

ヨガのクラスを作るのにテーマ決めてシークエンスを作る先生が多いと思いますが、陰ヨガはテーマが明確にクラスが構成されていくと思います。

陰ヨガでは完成されたアライメントはなく、オンラインでの受講もしやすいと思います。

私も陰ヨガのクラスや、今後はハタヨガと陰ヨガを組み合わせたりしながら、今後作っていきたいと思います。 クラスの予定についてはスケジュールのページをご確認、またはご気軽にリクエストしてください。陰ヨガはパーソナルレッスンにもより向いていて、効果を感じやすいと考えています。

また藤沢駅近くのヨガスタジオにて陰ヨガのクラスもやってます。

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