生命エネルギー LIfe Energyとは何だろうか? 生命力、全ての生命があるのは生命エネルギーがあるからだと言われている。
エネルギというと電気、ガスなどだけでなく、世界は宇宙はエネルギーで、私たち人間もエネルギーだという。
日本や中国では古くから、エネルギーを「氣」と呼んだし、インドでは「プラーナ」、ハワイでは「マナ」と呼ばれていたように、古い時代から認識されていた。
プラーナ
ヨーガではプラーナという生命エネルギーがあるという考えがある。タイ古式マッサージでもエセンというエネルギーラインにプラーナが流れているという。
プラーナというのはサンスクリット語で呼吸とか息吹といった意味。
宇宙の全てのエネルギーがプラーナでできているという。
プラーナをコントロールできると心をコントロールできるといい、プラーナの動きは呼吸の動きで、呼吸法をやるのは、プラーナに気づくためで、意識が外を向くとプラーナは外に放出され、内に向くと十分なエネルギーがある。 そのためヨギーは内を向く必要がある。
プラーナヤマは呼吸法と言われるが、身体と心の間にプラーナヤマがあって、プラーナを広げて留めてコントロールすることで、どこに意識を置くかコントロールできるようになる。プラーナヤマの実践でプラーナを内に留めることができる。
ヨギーはプラーナ 生命エネルギーをコントロールすることで、心と身体をコントロールしようとしている。
氣とプラーナ
日本には「氣」と言われるものがある。今は「気」と書く。
エネルギーが湧くことを元氣がでるというし、気合を入れるとかいう。
合気道とか武道では氣が大事にされる。
中国では気功。
日本初で世界で有名なものに霊気エネルギー、霊気ヒーリングとかがある。
日本では気を充実させるのに、お腹に力を入れたり、氣を練るとか氣をためるなんて言葉もある。 見えないエネルギーだが、気持ちが大事とか、気が滅入るとか、気に入るとか、氣が感情とも繋がっていて、心と身体に密接に繋がっているというのが古くからあった。 人の性格も気が強いとか弱いとか言うし、察知するようなことを気がつくとか、気配りとか、気づくとか、言葉からも、「氣」とともに生きていると言っていいだろう。
そして空気というように、呼吸から氣が出入りしている、プラーナという生命エネルギーと同じ思想こともわかる。
仏教や禅などのようにインドや中国から入ってきた可能性もあるのだろう。
ニーズは生命のエネルギー
NVC 非暴力コミュニケーションでは、人が生きていくのに必要なニーズという考えがある。
人の全ての行動には何かしらのニーズがある。
Food、Waterなど身体的なニーズ、見てもらうこと、聴いてもらうこと、理解してもらうことなど他者との関係性のニーズ、愛、自由、成長などニーズの数は100以上あると言われる。
ニーズは生命のエネルギー Life Energyだと言われている。
非暴力コミュニケーションのトレーナーで30年以上NVCを教えているロバート・ゴンザレスは著書のREFLECTIONS OF LIVING COMPASSIONのなかで、生命エネルギーについて語っている。
The Five Core Principles of Living Compassion
The Five Core Principles of Living Compassion are a fundamental reorientation of life towards beauty.
コンパッションを生きる5つの核となる原則とは、美しい人生に向かって根本的な方向性を見直すことです。
- There is only one life energy / life force.
ただ一つの生命エネルギー/生命力があります。
2.Life energy moves in and through the human being.
Every action is an expression of this life energy. Life energy manifests through the heart as longing/yearning for lived qualities, which emerges as needing and valuing.生命エネルギーは、人間の中を、そして人間を通して動きます。すべての行動は、この生命エネルギーの表現です。生命エネルギーは、生命の質への、必要とし、大切にしているような憧れ/切望として、心を通して現れます。
Living Compassion http://www.living-compassion.org/
Living Compassion スピリチュアリティと人のコミュニケーションが交わる場所
生命エネルギーというのは、概念だと思っていて、ニーズは異なるニーズが、コンフリクトを起こすことがあるって思っていた。 全てが生命エネルギーだったら、コンフリクトは起きないってことに気づいた。誰かのニーズを満たしたら、自分のニーズが満たされないなんてことはないんだ。
そもそも、全てが生命エネルギーだったら、満たされないニーズはなく、生命エネルギーは宇宙のエネルギーで無限にある。
ニーズが満たされないように思うのは、エネルギーの流れがよくなかったり、止まっていたりってことで、ニーズを満たすというのはエネルギーを整える、流すこととも言えそうだ。
人生に影響を与えている生命エネルギー!?
生命エネルギーを波動とか意識とか言う人もいる。
この世界はエネルギーの流れだと思って、世界を見ると見え方が変わる。
感情的にネガティブなときとか、元気がないとき、生命エネルギーの流れに何かあるかもしれないって見てみるとわかりやすい。
身体がなんか重いなあとか、身体はエネルギーで動いているから、いつも身体は何かを教えてくれる。 心と身体が繋がっていて、同じエネルギーで動いている。
エネルギーが流れていると思うと生き生きしてくる。
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