心と身体と呼吸とヨーガと。

プレゼンス

NVCを学ぶようになってから、人の話を聴く機会が増えた。

ワークショップをやっているとさらに増えている。 

いろんな人のいろんな話を聴く。

自分が話をするより、聴く方が圧倒的に多い。

ワークショップの参加者もだけど、男性より女性の方が多く、年齢はさまざまだが、子育て世代が多く、話の詳細はもちろんここでは書かないけど、パートナーシップについて、子育て、仕事のことの話が多い。

もちろん他の話もあり基地とか原発とか社会で起きていることとか、趣味だったりとか、地域の人間関係とか、さまざまだ。

まるで関係ないような全ての話に共通していることがある。 

それは、その人自身の心と関わっているってこと。 

自分自身の心が何をどう捉えているのかで、現実はパートナーシップの問題とか社会の問題とか地域の問題なんかじゃなく、自分の心の問題でしかない。 問題とは自分が作っているともいえる。

 

最近、トラウマとかインナーチャイルドについて何とかしたいというような話を聴くことがあるんだけど、心の痛みは、身体が記憶している痛みで、強いトラウマとかは身体がエラーを起こしていると自分は認識している。 

人間は危険な状況を解決するために、身体が戦闘モードになったり、逃避モードになったり、固まって死んだふりモードになったりする。それは、みんな今起きていることではなく、過去の経験から来ていて、軽いものはいろんなセラピーだったりとか、今ここに気づくことで解決しやすいと思う。 

強いトラウマで、身体がエラーを起こしてしまっているケースだと解決するために、その人にあったケアの方法を丁寧に探していく必要があるんじゃないかって思う。 

自分は解決のために2つのポイントがあると思っていて、一つは、今ここにあること。その痛みは今痛みが出ているが、今ではなく過去から来ている痛みであること。 もう一つは、身体を意識して気づくこと。身体に何が起きているのか。 

身体をケアすることで癒される可能性があること。

  

この2つを意識して変容する方法として、自分が知る限りで最適なのは、ヨーガだと思う。
今ここを意識すること、プレゼンスをおくこと、身体と呼吸を意識して観察することができる。 

ただ、今の多くのヨガ教室がストレッチを中心とした、スポーツ教室になっているようなので、ヨガ教室選びの選択は大事になると思う。 

ちゃんと教えている先生もいるので、そういう先生を見つけてヨーガをやって欲しいと思う。 

自分の場合は深い心のトラウマは持っていないが、心の痛み コアビリーフと呼ばれる痛みがでることがある。 

その痛みは、思考となって自分が一人ぼっちだ、孤独なんだ、他人は裏切る、自分には価値がないという欠乏感が出てくる。 

ほんの数年前まではその思考で不安や怖れで心がいっぱいになってしまい、どうしたらいいかわからなくなっていた。 

 

でも今はヨーガを学び、NVCを学び、自分の身体や呼吸を意識することで、不安や怖れに長いこと捉えられことがなくなってきた。 欠乏感を感じるのは、幻でしかなく、全体性は損なわれないということへの気づきがある。 

心の痛みは変容する。痛みがあるのが全体性への回帰のはじまりだと思う。

自分もこれから少しずつ、ゆっくりとヨーガもシェアする場を作りたいなって思っている。

 

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