非暴力コミュニケーションとセルフ・コンパッション

NVC 非暴力コミュニケーション

2018年の半ばから2019年の始めくらいまでは、2017年に日本で開催されたIITことINTERNATIONAL INTENSIVE TRAINING非暴力コミュニケーションの10日間の国際集中トレーニング)に参加した仲間で月に2回くらい自主勉強会をやっていた。 

NVC Japan IIT 2017 国際集中トレーニング参加の振り返り

IITはNVCを学び人に推奨されるトレーニングで、世界中のNVCを学ぶ人が集まり10日間にわたって非暴力コミュニケーションの世界をたっぷり味わうもので、機会があれば多くの人に参加してもらいたい。 日本では過去に2度開催されている。 次は沖縄で開催したいんだけど、条件あう場所が今のところ見つかっていない。 

内容はIITのリード・トレーナーであったロバート・ゴンザレスのワークの振り返りを行った。

IITはトレーナーが5人いて、一度に4つのセッションが行われていて、その中から1つを選んで受講するというシステムになっているので、受けられない講座の方が多い。 それを8ヶ月くらいかけて学び直せたのは、とても豊かな時間で、理解も深まった。

振り返りの会が終わったあとから、一緒に学んだ仲間の数人とPODというグループでCNVC認定プロセスのための学びを行っている。 認定プロセスというのは認定トレーナーとなるのに必要な学びのプロセスでNVC独自のユニークなシステムで現在も進化中で、トレーナーというと資格のように思いやすが、資格のようで資格ではない。

この話は、また機会あれば書くとして、先に書いたロバートが、2020年の5月に山梨でリトリートを開催する予定だった。 仲間がオーガナイズしていて、会場の候補地を自分も一緒に見学しに行ったりした。参加費も安くないが、そのためにお金作って参加する予定だったが、このご時世の他の多くのイベント同様に開催できず延期となった。

そして世の中でいろんなものがオンライン化されるなかで、ロバートのオンラインのプログラムが、急遽5週間で日本語通訳つきで開催されることになった。学びのパッションがあまりなくて、参加するつもりなかったのが、ロバートのワークにライブで参加したいって思って、学びの意欲ないのに参加費払って参加することにした。

前振りだけで、めっちゃ長くなった。

オンラインのワークショップのタイトルが、Living Compassion コンパッションを生きる。 

ロバートのワークの中核とも言えるのは、コンパッションとセルフ・コンパッション。 コンパッションは日本語だと慈愛とか、思いやり。

セルフ・コンパッションというとマインドフルネスにもセルフ・コンパッションのワークがあり、去年知り合ったマインドフルネス講師の人の話がNVCと似ていて興味持って、本を買ってみたが、共通点がとても多い。マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック

このワークブックもとても面白い。でも今日は触れるだけ。

セルフ・コンパッション、自分への思いやりとは、自分を甘やかすという意味ではない。他者への思いやりと同じように自分への思いやりや慈愛である。

最近、NVCの界隈でDYADS瞑想(ダイアズ瞑想、ダイアード瞑想)というのが広がってきたが、このダイアズはIITのときにロバートが日本で紹介したのが、じわじわ広がって定着してきた感じがある。ワークショップで行うと参加者の評判がとてもいいワークでもある。

このワークが意図しているのは、自分の理解だとコンパッションを育むこと。

NVCで大事にされているもので、コンパッションと似たもので、エンパシー(共感)がある。 

エンパシー(共感)とセルフ・エンパシー(自己共感)。NVCのプラクティスの多くは、エンパシーについやされると言ってもいいと思う。

エンパシーとは他者の感情や必要としているもの(ニーズ)に気づき、大事にすること。生命のエネルギーとつながり、共にいること。

一方でコンパッションは何が違うかというと、完璧に表す言葉を知らないが、似た質だがもう少し深いというか、そのことをそのまんま、ありのまま受容して、そのエネルギーとともいる。今この瞬間にプレゼンスをもって、完璧にただある。 マインドフルであったり、瞑想のようでもある。 

生命の境界線を超える感じ。怒りも悲しみも嘆きも、止まらない思考による物語、他人への批判、自己批判、起きることを受け入れて、許して、そこにいる。 言葉でラベルはると、どうしても薄くなる感じもするが、そんな感じがあっても、そのエネルギーを感じて、ともにいる。

NVCでは相手に共感をするとか、自分に共感すると言うが、コンパッションはするというより、起こるのであって、やってくるようなイメージがある。

だからと言って、エンパシーよりコンパッションが良いとかではなく、NVCの世界観が目指す目的である「自然に与え合う関係性」には、どちらも自然と起こるのではないかと思う。

IITのときはいっぱい学んでスキルアップしたいって、強烈なパッションで参加していたが、ロバートの言葉がプレゼンスとか、ホールネス(全体性)とか、何言ってりるのか意味不明わからないって思うことが多かったが、仲間での数ヶ月の復習の成果なのか、今回はリラックスして楽しんでいたら、思考ではなく、感覚でしっくりきた。

ちなみにエンパシーでも、コンパッションでも感情に気づくのにもっとも役立つのは、思考ではなく身体の感覚や呼吸で、ヨーガのプラクティスでアーサナ、プラーナヤマ、瞑想と呼吸や身体を観る実践が、強烈なエネルギーワークであるということがわかる。

セルフ・コンパッションは、自分がワークショップをやっていて伝えたいことでもあって、今回ワークショップに参加したおかげで、今後の自分でのワークショップではセルフ・コンパッションの内容を増やしていけたらと思っている。

英語ですが、ロバートのLiving Compassionの本もあって、1年以上前にPDF版を購入したけど少ししか読めていなかったのを最近、読んでいる。

ワークショップで伝えている内容がかなり書いてあるので、おすすめです。

「Reflections on Living Compassion」 A new book by Robert Gonzaatsusurf.com

Living Compassion スピリチュアリティと人のコミュニケーションが交わる場所Living Compassion スピリチュアリティと人のコミュニケーションが交わる場所

*この記事は2020年にnoteに書いたものを少し直したものです。

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