なんでNonviolent 非暴力なの?  

NVC 非暴力コミュニケーション

なぜ、Non-violent 非暴力なの?ってことをNVCをシェアすると聞かれることが、結構ある。

NVC Non-violent Communication (ノンバイオレント・コミュニケーション)、日本では共感的コミュニケーションという名前で使われることが多い。

 

非暴力というより、共感の方が柔らかく聞こえる。

エンパシー 共感というスキルが使われるので、共感的コミュニケーションと言った方がわかりやすいと自分も思ってた。

今は共感的コミュニケーションより、非暴力コミュニケーションの方が、本質的だと思っている。

 

NVCの目的は創始者である故マーシャル・B・ローゼンバーグ博士は、「自然な分かちあい(与え合い)が生まれる関係性の質にたどり着くこと」だと言う。

自然な分かち合いが生まれる関係性の質にたどり着くこと

 

非暴力と言えばインドの独立の父 マハトマ・ガンジーの非暴力・サティヤグラハ運動が知られる。

 サティヤーグラハ アヒムサ 非暴力とガンジー自伝

この非暴力の語源はサンスクリット語のAhimsa(アヒムサ)からきている。

(日本ではアヒンサーと使われることが多いが、サンスクリットの読みではアヒムサが近いという。ここではアヒムサと使っているが、アヒンサーでも一緒。)

ヨガ哲学の8支則のYAMA(禁戒)の1番目がアヒムサである。 仏教やヒンズー教など多くの宗教の教えにあることも知られている。

アヒムサ 非暴力とは、直接的な行動での暴力だけでなく攻撃的な言葉を使わないことでもあり、思考でも暴力的にならないこと。

思考で、あいつぶん殴ってやりてえとか思っているのも暴力になる。

アヒムサは我慢して非暴力であるのではなく、心から非暴力であるという。

アヒムサを積極的に実践するのは、他の生命を活かすことために行動することであり、喜びから奉仕や貢献すること。

慈愛であり、マハトマ・ガンジーやキング牧師、マザー・テレサといった偉人たちのように。

他の生命のために喜んで貢献すること、それが自然な関係性で生まれれば、NVCの目的の自然な与え合いが生まれるよね。

なぜマーシャル・ローゼンバーグ博士が、非暴力 Non-violentと名前をつけたのかというのかという理由が想像できるのではないでしょうか。

そうは言っても喜んで与え合うのは、普通の人には簡単ではないって思ってしまうが、人間が本質として持っていたという。しかし、人間の社会では数千年にわたって難しくしているという。

喜びからの行動を難しくしている理由が、私たちが参加している「どっちが正しい、間違っているというゲーム」にあるという。

みんなが苦しむ、正しい、間違っているというジャッジメントから、解放されて自由になること。

アヒムサの先にあるのは、その本質 源と繋がって生きること。

難しく感じるけど、すでに今ここにある。

それにただ気づくこと。どうやって、正しい、間違っているというジャッジメントから自由になるのか? 

その方法はNVCを学ばなくても、学ぶ方法はあるが、NVCを学ぶのも方法の一つだと思う。

またの機会に記事でも書いていきたいと思う。

 

 

 

 

 

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