ヨガ修行。
自分の頭と体と心の整理のためにブログに書いてみる。 山のポーズ マウンテンポーズについて。
一般的にヨーガのアーサナで山のポーズというと立位のターダ・アーサナ(Tadasana)を言うが、自分が学んだyogaviniのTTC(ヨガ・ティーチャーコース)では、太陽礼拝 Sun Salutation (Surya Namaskana)ではAshwa Sanchalanasana(アシュワ サンチャラーサナ)の後に行うダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)をダウンドッグではなく山のポーズ、PARVATASANA (mountain pose) を行うように教わった。
座位で山のポーズと呼ばれているものもある。それはここでは触れない。
インド リシケシでのヨガの旅 アシュラムでのTTC合宿の一ヶ月
名前だけで混乱しそうだが、山のポーズ(mountain pose)は立位のターダ・アーサナ(Tadasana)と、両手両足をついてお尻をあげて山の形をしたポーズの パルバタアーサナ(PARVATASANA)と座位の山のポーズの3種類があるということだ。
ダウンドッグと山のポーズ(パルバタアーサナ)の違いについて
ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ Adho Mukha Svanasana アド ムカ シュヴァーナアサナ)とパルバタアーサナが同じだと教えているところが多いという。
実際、日本語でYogaの本を読んだりインターネットで見てもダウンドッグって書いてあることが多い。
海外のサイトを見るとPARVATASANA(Mountan Pose)と書いてあるところもボチボチある。
違いは何か教わったことを書いておきたい。
ダウンドッグはストレッチのポーズで、マウンテンポーズは力のポーズで背骨を鍛える。
ポーズの目的が違う。ダウンドッグは胸をそる(下げる)。
山のポーズは胸に力を入れる。
胸だけでなく背骨の5つのポイントに力を入れる。
太陽礼拝の時は吐く息に合わせて山のポーズ パルバタアーサナを行う。
YogaVini Japanのウェブに太陽礼拝での山のポーズ パルバタアーサナの説明が書いてあるので、練習の参考にするとよい。
太陽礼拝上達のコツ☆ 山のポーズ パルバタアーサナ 全身の筋肉を伸ばし、背骨を元気にしてくれるアーサナです。 胸を落とすダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)と混同されやすいですが、山のポーズは腰を反らさず背骨をまっすぐにして行います。 ひざ裏を伸ばす時に腰が丸くなってしまいやすいので、手首から肩、おしりまでをまっすぐ一直線になることを意識しましょう。 背中が丸まると体重が手に乗ってしまい、肩や手首を傷める原因になってしまうのです。 ビギナーの方は、坐骨を高く上げ背骨をまっすぐ伸ばすことを最優先に意識して、ひざを軽く曲げたり、片足ずつ足踏みするようにかかとを下ろしたりしながら、少しずつ深めていきましょうね。
太陽礼拝のポーズをどういう目的でやっているかを理解すると、なぜ下向きの犬のポーズではないかがわかると思う。太陽礼拝のポーズは前屈と後屈を繰り返して背骨を鍛えている。後屈のコブラのポーズのあとに、ダウンドッグでは合わない。
yoga viniでYogaを習うまでは、ヨガを気持ちよくて趣味でやっていたけどポーズ アーサナの目的は何なのかを理解しないでやっていると間違って練習をして怪我をしたりする原因になってしまう。
本やインターネットに書いてあっても、正しいとは限らない。
まとめると大事なのは、ポーズの名前ではなくて、正しいポーズや美しいポーズを目指すことでもなく、どういう目的や意図を持ってやっているポーズなのかに意識的であることだと思う。
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