東村高江 沖縄の基地問題の最前線、エッジにある場所。
行きたいと思いながら、実現していなかった場所へ。
地元で育ち暮らし、家族も基地問題、平和や環境運動に関わる友人がガイドしてくれる貴重な機会。
友人の運転で観る、やんばるの景色。
懐かしい、帰って来たという感じがしたが、どこも現世で観るのは初めてのはずだ。
前世か未来の景色なのかなあ、なんて思いながら、あっという間に到着。
やんばる 高江の位置。
着いたらテントで受付すると、色々説明してくれる。
やんばるとは、沖縄本島北部の豊かな森に囲まれて地域で、ヤンバルクイナやノグチゲラなど固有種や絶滅危惧種など様々な生物が生息している。
そして高江は人口150名ほどの集落で。ここに総面積7800ヘクタールの北部訓練場がある。
ここは米軍の世界で唯一のジャングル戦闘訓練 ゲリラ訓練場だという。
現在、22箇所のヘリパッドがあり、2007年から6箇所のヘリパッド建設が始まっている。
高江ヘリパッド建設はSACO合意による基地返還で、返還される場所のヘリパッドの移設名目での新規建設で、
オスプレイ配備、水源地の汚染、生物多様性の森の破壊、など様々な問題がある。
詳しくは、以下のサイトを読んでみてください。
やんばる東村 高江の現状
高江での反対運動のガイドライン。
平和って何だ? 非暴力って何だろう?
美しい森はブロッコリーの森ともいう。
24時間反対運動のテントがある。
写真では撮影していないが、基地の門の中と外にたくさんの警備員 20人くらいが無言で炎天下に立っていた。
ALSOKという警備会社に雇われた人たち。
高江基地建設は当初予算を大幅にオーバーしているのは警備費用だという。
基地の前で対峙している座り込みやテントの反対住民と、警備員、どちらも敵ではないし憎しみもない。
炎天下での警備という過酷な仕事で得られるものは何んだろうか?修行?
基地問題は対峙しているこの場所で起きているわけではない。
平和のニーズはどうやって満たされるのだろうか?
NVC 非暴力コミュニケーションが必要なのは、共感が必要なのは基地で働いてお金を得ている人たちかもしれない。
自分が感じている希望は、どうやって届けるのだろうか?
消化できない気持ちは、どこへ向かうのか。
やんばる旅行記続きは以下のリンクから。
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