生きる歓びを!南の島の星空を見上げながら!

日々の出来事

南の島の夜空の星を眺めながら、今年が西暦の2017年で、あれから、もうすぐ10年なんだと思う。

10年前、2007年の夏に仲間で青森、岩手へ旅をした。
目的地は青森県の六ヶ所村。
日本の核燃料サイクルの中心で核燃料の再処理工場がある。
その六ヶ所村の核燃料再処理工場を見ることが最大の目的だった。
土地の人と話をしたり、現地で反対運動をやっている花とハーブの里に泊めてもらったりした。

花とハーブの里

六ヶ所村ではないが、青森で再処理工場の稼働への反対のピースランド主催のライブに参加したり、サーフィンもした。
岩手では反対運動をしている宮古の重茂漁港を訪れた。

核燃料再処理工場のある青森県六ヶ所村へ行った話

その当時、自分は自分の生き方に迷っていた。
社会や環境問題に貢献する生き方をしたいって思って
暮らしをちょっとずつ変えていたころだった。

そして、目の前で見た再処理工場は言葉にできないくらいに、圧倒的に人間ってここまでやってしまったんだ。
利益のため、エゴのため、まるで自然への勝ち目のない挑戦にも見えた。

儚さ、切なさ、どうにもならない感じ、ただただ絶望感があった。

そこでも希望はあった。
青森の自然は美しかった。花とハーブの里では数えきれないほどのホタルが舞っていた。
種差海岸では、今までみたことない数の流れ星が降ってきた。

そして何より、丁寧に暮らす人がいたこと。
花とハーブの里の菊川さんの暮らしは、丁寧で優しく、そして力強かった。

そこから怒濤の再処理工場への反対運動が始まった。
署名用紙をつくったり、デモに参加したり、ロビー活動やったり。
そして勇気を振り絞って、人前で再処理工場のこと、自分たちの活動について話をした。

なにより本気で、原子力発電のことについて、放射能について学んだ。
自然エネルギーの可能性、エネルギーシフトは可能なのか、自分の暮らしがエネルギーを減らせないのか生活、ライフスタイルを変えるチャレンジがはじまった。

この年、再処理工場だけでなく、福井の原発銀座にも行った。

出逢ったのは原発だけでなく、当時隣街に住んでいた非電化工房の藤村先生とも知り合った。

非電化工房 幸せな暮らしの選択肢を提案! 電気はあまり必要ない?

中村隆市さんが主催するスロービジネススクールの合宿の帰り、藤村先生との帰りの電車での話は世の中は絶望的なことだけでなく、ポジティブなやり方もあるって学んだ。

どんどん話は拡がっていってるが、10年前の2007年が生き方を変えた年、自分が社会や世界のことをじぶんごととしいぇ行きて行くことが自分にとって普通になった年だった。

そして、4年後の2011年、311の大地震と津波と原発事故は、自分のことよりも、ただただ出来ることをやって生きるって変わった。

約10年たった今、パーマカルチャーやNVC 非暴力コミュニケーションを学び実践することが、自分も社会も平和にしていくエンパワメントしていくって思えていて、自分の行動がお金などの報酬や義務感や責任感、正義感ではなく、
自分の歓びであるかどうかって感じて動けるようになってきた。

星空を観て、青森の空を想ったことから、話はひろがった。

この10年、絶望の夜空に希望の星空を探し続けていた気がする。

どんなに暗闇でも、曇って見えなくても、夜空には満点の星空が間違いなくいるんだ。

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