陰ヨガに特化した講座 Yin Variations RYT 200/300 Teachers Training 2023 

陰ヨガ

去年、2回目の全米ヨガアライアンス認定の200時間の講座を受けた。

全米ヨガアライアンスとは世界最大のヨガの講師を認定する団体で、おそらく最も世界でポピュラーのヨガティーチャーの資格。

認定校がそれぞれ独自のプログラムを行っていて、修了後はアライアンスに登録することで認定講師となるが、車の免許と同じように更新していくが、指導する上では登録も更新も必要はない。 世界のスタンダードではあるが、学校によってカリキュラムも違うし、先生の質も異なる。日本ではヨガアライアンスに登録している人は少なく、登録するメリットがあるのかわからないが、修了したらとりあえずは一回は登録してみることをおすすめしたい。 そこで修了した学校のレビューとかも書けます。ヨガの資格は民間なのでいろんなところが講座を行っていて、求めているものとマッチするスクールを選べるといいと思う。

1回目受講の2018年はヨガを教えたいとかなんて思ってもいなくて、ただただインドのリシケシでヨガをいっぱいやりたいっていう理由でのyogaviniでの受講だった。授業にヨガ哲学についてもあったのが受講した理由でもあった。 ヨガ哲学は石垣島でヨガを習っていた時にやすこ先生が哲学のクラスをやってくれたことがあったが、まるで意味がわからずヨーガスートラの解説本を買って読んだりしてもみたが、ちゃんと知っている先生から教わりたいって思っていた。
自分の場合は1ヶ月の合宿での受講は楽しくて、ご飯が美味しくて、最高だった。哲学についてはそんなに難しいことはやらなかったが、当時の自分にちょうどいいくらいの内容で興味がより湧いて、日本に帰ってからヨガ哲学の沼にハマっていった。2023年の現在までにヨーガスートラの解説本だけで5冊くらい、ヴェーダとかインド哲学に関する本であれば20から30冊くらい購入して読んでいるくらいにハマってしまった。


当時は教える気はなかったが、なぜか今はヨガを指導している。

そして、去年2022年の2回目はインバリエーションズの隠ヨガに特化した講座で3か月オンライン受講。元々はバリ島で開催していたのが、コロナ禍によりオンライン開催の3回目。バリ島でやる時にまた参加したい。毎週土日の朝7時から13時まで6時間。参加できないところはアーカイブでの受講。 いくつかリアル参加できないこともあったが、あとからのアーカイブ参加は気持ちが入らなくて、ほとんどのクラスを気合いでリアル参加した。自分のようにヨガアライアンスのRYT200が2回目以上の人は受講することでRYT300にアップグレードするための300時間のうちの200時間にすることもできる。RYT300にすると200時間と300時間でヨガアライアンスのRYT500に登録できるが、ヨガを指導する上では肩書きがアップグレードする以外の違いに興味ある人はご自身で調べて欲しい。


一冊の本との出会いが、隠ヨガの世界への招待状だった。
「The Language of yin. 隠ヨガを伝える言葉」


陰ヨガの講座はいろんな人がやっているが、できるだけホンモノを学びたかった。 講座のオーガーナイザーのkanakoさんはこの本の翻訳者であり、ジョー・バネット先生は陰ヨガの第一人者のポール・グリリー先生の弟子でポール先生の教えを最も忠実に指導しているといわれている。

このTTCを受講することで、いろんなことを受け取った。

陰ヨガの特徴は、ポーズのキープ時間が長い、瞑想の練習になる、セラピー効果がある、心身の深いところにアプローチする、道具を活用する、個性を大切にするなど。ポーズの完成形に重きをおくヨガもあるが、陰ヨガではポーズの形ではなく機能を大事にするファンクショナルアプローチがとられる。

ポーズのキープ時間が長いということも、体験する前は長いと苦しそうだろ考える人もいるだろうし、一つのポーズが長いからやることが少ないと考える人もいるだろう。 ポーズの時間が長いことで起こることもいろいろある。 ポーズのキープ時間が長いと言っても何もしていないわけではなく、呼吸やターゲットエリアに注意を向ける。 ポーズをキープしながらプラーナヤマ、いわゆる呼吸法を行ったりマントラを唱えたりすることもある。絶対的な決まりがあるわけではなく指導者がテーマによって、やることを提案して生徒がその中で選んでいく。ポーズをキープしていると最初は心地よかったのが、身体的な痛みが出てくることがあったり、あるいは体が緩んでポーズが深まることもあるし、頭の中が知的なことでグルグルしてしまうこともあれば、気がつけばウトウトしてくることもあったり、何が起きるかはパンドラの箱ならぬ、やってみてもお楽しみでもある。

陰ヨガの練習は、NVCでいうセルフエンパシー(自己共感)でありセルフコンパッションのようだった。 自分のなかの普段見ていない深くへ潜っていく体験となった。

指導練習では、自分が感じていることを言葉にすることだったり、先生は自分が話をすることより、生徒の声を聞くことを大事にした。


NVCを学ぶなかで出会ったロバート・ゴンザレスが繰り返し伝えてくれていた全体性(ホールネス)を体感としての理解につながった。体という道具を使って自分の内面深くへタッチしていく。 ロバートは楽器という表現をしていたが、自分は子供の頃習っていた空手の稽古に回帰したような感覚があった。 それは言葉にするのは難しいが、あえて言葉にするなら、「間合い」という言葉。


シンプルな練習のなかに含まれているのは、観察すること、気づき、手放すこと、受け入れること、回帰することなど。

そして、講師のジョー・バーネット先生の人間性、人柄、指導者としてのビーイングから学ぶことがとても多かった。 
ポーズのキープ時間が数分と長く、一般的な動きの多い陽のヨガとまるでアプローチが異なる隠ヨガですが、陰の練習はハタヨガの実践や理解にとても役立った。
yogaviniで練習してたことが数年たって理解できるようになったりもした。

自分の経験からで、すべての人に当てはまるとは思わないが、インバリエーションズの講座は、さまざまなバックグラウンドがある人が、自分自身のヨガの個性が磨かれていくのではないかと思います。 隠ヨガを指導したい人におすすめしたいのはもちろんだけど、陽のヨガを実践している人、指導している人にもすすめたい。

以下インバリエーションズからの講座のご案内。

全米ヨガアライアンス認定講座、陰ヨガに特化した200時間の指導者養成講座 -インバリエーションズ・ティーチャートレーニングがONLINE受講できる最後のチャンス。33,000円OFFになる早割は2023年8月末まで。

メイン講師は、数千人の陰ヨガ講師育成に携わってきたジョー・バーネット先生、講師は、陰ヨガの創始者、ポール・グリリー先生、陽のシークエンスの生みの親、スージー・グリリー先生です。

約3ヶ月間で集中的に陰ヨガの指導力を身につけ、世界的な陰ヨガコミュニティの一員になりませんか?

興味がある人は、インバリエーションズのインスタかWEBへ。

@yin_and @joebarnettyinvariations

Web Page- https://peatix.com/event/3658297/https://www.yinand.com/yinvariations/onlineryt2023

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