ヨガニドラ Yoga Nidra は最高のリラクゼーション 眠りと覚醒の間のヨガ 

ヨガニドラ

Yoga Nidra ヨガニドラのクラスをやって、リラクゼーションの効果などを多くの人に知って欲しいと思ってヨガニドラのことを書いてみようと思います。

ヨガニードラとかヨガニドラー、ヨーガニドラなどという表現もありますが、どれも同じです。文字数少なくなるので、ヨガニドラにしておきます。

Nidra 眠りのヨガ

ガンガー

Yoga Nidra(ヨガニドラ)のNidraとはサンスクリット語で、眠りという意味があり、眠りのヨガと表現されます。内観をともなう深いリラクゼーションが特徴です。

ここでの眠りは私たちが、毎晩眠るときの眠りとは異なっています。私たちは普段、日中は自分が起きていて、夜に眠って睡眠をしていると思っていますが、ヨーガでは私たちは起きながらも、眠りの中にいるとされています。 どういうことかというと本当の自分が何者であるかという真実に気づかずに眠っている。ヨガニドラは、私たちが「自分は何者であるのか?」という真実に気づくためのヨガ、眠りのヨガとは、「眠りから覚醒するためのヨガ」です。

ヨガニドラは、リラクゼーションやヒーリング効果が特徴ですが、本当の自分に立ち返るためのヨガの練習です。

アーサナ(ヨガのポーズ)を行わないヨガ

ヨガの練習の多くが体を動かす体操を行うハタヨガで、アーサナ(ポーズ)の練習をしていると思います。ヨガニドラでは基本的にはアーサナを行う必要はありません。

個人差はありますが、体を動かすことで、体を緩めたり、呼吸を深めたりしてからヨガニドラに入ることで、ヨガニドラでのリラクゼーション効果や瞑想に入りやすくなります。ヨガニドラは座りながらデでも出来ますが、シャバーサナ(屍のポーズ)で行うことが多く、体を動かさずにも行うことができます。病気や怪我などで体を動かすのが難しい人でもできるヨガであり、より多くの人にヨガを楽しんでもらうことができます。

ヨガニドラの効果の様々な効果

ほとんど横になっているだけでも可能なヨガニドラですが、様々な効果があると言われてます。

代表的な効果は深いリラクゼーション効果で、1時間のヨガニドラが3、4時間の睡眠に匹敵すると言われてます。自律神経の調整や、ストレスを和らげたり、不安な気持ちやネガティブな思考パターンの習慣を変えることなどにも繋がっていきます。

ヨガ哲学、心理学、生理学、解剖学、脳科学などの知恵から、心身にアプローチするように、体をリラックスしたり、イメージの力を使ったり、呼吸法を活用して、リラックスしていくようにガイドによって誘導しているので、初心者でも様々な効果が期待できます。なかでも潜在意識に繋がりやすくなることでの自分らしく生きることへの練習にもなります。

願望実現のヨガ

ヨガには願望実現させる力があると言われてます。

日本のヨガの行者の先駆者で、中村天風さんという人の名前を聞いたことがある人も多いと思います。

知らない人のために短く中村天風さんについて書くと、今から100年まえくらいの人で、結核であと3ヶ月くらいの命で絶望していたところエジプトでヨガの聖者と出会い、ヒマラヤで修行して病気を克服して、日本で政財界の多くの人に影響を与える人になり、亡くなった今も多くのビジネスマンやスポーツ選手などが中村天風さんの本を愛読しているなど成功哲学などで知られています。

その中村天風さんの教えで、人の心次第で夢や願望は実現できるということがある。潜在意識をクリーニングしたり、書き換えたりすることで願望実現を叶えるという。これはヨガだけでなく、引き寄せの法則とか言われいるものでも、やっていることは同じような仕組みだったりする。

ヨガニドラのプログラムの中ではサンカルパといって願望を心の中で唱えることをプログラムに入っていることがあり、潜在意識に働きかけています。ヨガニドラでは脳派がα波とΘ派になりやすく、その状態だと潜在意識に深くアクセスがしやすくなることで願望実現しやすくなります。

マインドフルネス

近年、瞑想ブームでなかでもマインドフルネス瞑想は人気で、いろんな場所で受けることができるようになりましたね。瞑想と言っても幅広く、座って目を瞑るだけなら今すぐ一人でできますが、瞑想に興味あっても、思考や雑念でいっぱいで出来ないって声をけっこう聞きます。

瞑想はすることというより、しないことが大事で、瞑想しようと思うと出来ないというパラドックスがある。ヨガの8支則ではサマディの前が、ディアナ(Dhyana)瞑想状態で、そんなにすぐ簡単に出来ない。

近年流行っているマインドフルネスは瞑想状態を目指しているのではなく、人によっては瞑想状態に入れる人もいるでしょうが、今この瞬間にいることを大事にしていて、思考が過去や未来に飛んで捕まりまくるのを、減らして、今この瞬間をリラックスして味わう。

ヨガニドラの効果として、マインドフルネスを実践することに役立って、今この瞬間にいることが自然と入っていきやすくなる。一人で座って瞑想の練習をするときも、リラックスして思考がグルグルと止まらなることが減ってくると思います。

ヨガニドラは一人でもできる

ヨガニドラはガイドにしたがって体や呼吸を意識したり、イメージをしたりしてますが、一人で行うことも出来ます。それにはヨガのスキルや知識、経験などがある程度必要になります。

座りながらや夜寝る前など、10分くらいから行えるので、ヨガニドラのクラスに参加しながら覚えて行くのが良いかと思います。ガイドする先生が知識があるか、しっかり学んでいるかも大事な気がします。

プラナヤマ(呼吸法)など間違ったやり方では効果がないので、ヨガのクラスで先生に教わって欲しいと思います。プログラムがガイドする先生によって、意図していることがあるはずなので、どういう意図があってどういう効果を狙っているのかを学ぶことで、ヨガニドラを個人でも練習できると思います。気になることがあったら、先生に質問してみてください。

ヨガニドラのクラス

ヨガニドラのクラスは、ガイドの声とリラックスできるスペースがあればオンラインでも簡単に参加できるので、まだやったことない人は参加してみて欲しいです。

リラクゼーション効果の深さは、すごい良かったという声を聞きます。もちろん、人それぞれなので、効果には差があり。 ショートバージョンのスクリプトだと10分くらいから行うことができる。 複数回行うことでより深いリラクゼーション効果があると思います。

自分のクラスの参加者のフィードバックも今度、紹介したいと思います。

以下のページに参加者の感想を貼りましたので読んでみてください。

ヨガニドラのリラクゼーション効果 参加者の声

ヨガニドラは潜在意識とつながるヨガ

ソーハム瞑想法 ヨガをやっている人は誰でも知っている?  

ヨガ哲学の二元論と一元論、非二元論(アドヴァイタ)

ヨガの4つの道  〜ヨガの種類は4つだけだった? 

パタンジャリのヨーガ・スートラを学ぶ 1章1節 Atha アタ 

ヨーガスートラを読む はじめの1章1節から4節までについて 

ヨーガ・スートラ 1章12節−14節 修習と離欲

ヨーガ・スートラ 1章33節 慈・悲・喜・捨 

ヨガ哲学からサンスカーラ(潜在印象)と潜在意識 

ヨガ教典 ハタヨーガ・プラディーピカーの第1章 

ハタヨーガの開祖が示す教典 ゴーラクシャ・シャタカ サンスクリット語全解について

 

 

 

 

 

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