久しぶりに読書レビューを書きます。
”深い愛に気づく”女性のためのヒーリング
ー女性性を輝かせる5つの問いかけ
帯に書いてある文。
自分を愛し、他者を愛し、性を愛する。
コスタリカ生活3年目を迎えた丹羽順子が
教える思考をゆるめ、ほかの視点、選択肢があることに気づく”愛”の実用書
この本を読んでみた理由
男のぼくが、いかにもタイトルからして女性向けの本をなぜ読んだのか?
シンプルな理由は、ただただ鎌倉で一緒にトランジション運動とかの市民運動をしていたkokoさんの書いた本。
という、それだけ。
kokoさんとは鎌倉で知り合い、3.11の前から市民運動を一緒にしていた仲間。
アンペアダウンという、省エネを呼びかけたり。
とは言っても、そんなに一緒にやっていたわけではない。
でも、なんか共感する感じだった。
東北での大震災の前に、コタツに入ってご飯を食べながら、
原子力発電所のことを語りあったのが、記憶に残っている。
山口県の上関原発の開発のことで、今のままでは原発が止められるのか、
もっとオルタナティブな提案を小さく実践していくこと。
先に書いたアンペアダウンのような。
その後、震災があって、彼女がナビをしていたJ-Wave ロハスサンデーという番組にゲストで呼んでもらったり。
タイのタコメパイに彼女たちが、移住していた縁から、ぼくもパーマカルチャーを学びに行った。
そして、コスタリカに行きたいって話をしていたら、本当にコスタリカに移住してしまった。
いやーびっくり。
そんな縁もあり、この本を読んでみた。
Self Love 自分を愛する
“You are so vulnerrable!” あなたの魂は丸裸で、無防備ね
まずは、自分を愛すること。自己愛について。
自分を愛するために、自分の内側に入ること。
ぼくがブログでも書いている、瞑想やヨガとつうじる話と思ったら、そのための方法に瞑想法について書いてある。
そして、瞑想とともにセックスを二人で行うヒーリングとして書かれている。
サーフィンとヨガの街、コスタリカのノサラでは、スピリチュアルセクシャルティとヒーリングと銘打ったワーウショップが行われているという。
興味深い。
Aret Living 美しく生きる業
コスタリカでのジャングルでのシンプルな暮らし、パートナーとの関係について、
コスタリカでの合言葉「Pura Vida!」 Pure Life ピュアでシンプルな人生バンザイ!
今、世界中で意識の革命 物質ではない創造力やつながりへ、人生のアティチュードが起こっている。
生活をアートにする。
時間のマエストロに。
自分の暮らしを美しくデザインして、スローに生きる。
生きることが愛でアートである。
そんなジャングルな暮らしが、ふわっと伝わってくる。
Sexuality 女性性に気づく
ノサラでは「スウェット・ロッジ」と呼ばれる儀式がある。
ということを読んだところで、コスタリカに行きたい、コスタリカ行くぞって気分が上がってきた。
コスタリカに行きたいって思って、石垣でスペイン語クラスに通っていたのが、テンション下がってスペイン語の勉強しなくなっていたが、気分上がってきた。
人間は自然の一部だっていうこと。
性エネルギー 中国三大宗教 道教(タオイズム)、瞑想法、陰陽の考え方、理性から野生に。
話は、どんどんすすむが、言ってることは、つねに自分を解放して愛をもって生きること。
Feed your heart
前章までは、性についてなどの日本ではあまり聞かない知識のお勉強。
ここでは、生活にどう取り入れていくかを説明している。
まずは、呼吸法。腹式呼吸のやり方、簡単な瞑想のやり方。
そして、ヨガ、ヨガとはサンスクリット語で「統一させる」という意味。
そして、マインドフルに生きる。
マインドフルに生きるとは、今ここを生きる。今この瞬間に起きていることに気づく。そんな感じである。
丹田を意識すること。
気を操る、7つのチャクラを意識する。「小周天(マイクロ・コスミック・オービット)瞑想」というタオイズムの瞑想法が紹介していて、やったことない、興味持った、メモしてやってみよう。
さらに愛のメディテーション。セックスのときに呼吸を意識しよう。
Soul Mating つながりを育む
この社会のつながりを取り戻すこと。自分の奥底の愛と繋がること。
セックスについてのマインドセットを変えること。
そして、共感コミュニケーションについても書いてある。
軍隊のない国コスタリカでは、Be Peaceという平和的な会話ツールが2004年に開発されたという。
ますます、コスタリカに旅。サーフィンもできるし。
そして、最後にパートナーシップについて書かれている。
感想まとめ
最後に読んでみて、男視点だが、とてもよい本だった。
マインドフルに生きること。
世界のまるで違う場所で生活する、友人で異性でもある彼女が何を思い。
そして純粋に生きていることが、伝わり、ぼくも生きるエネルギーをもらった。
kokoさん、素晴らしい本をありがとう。
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