「風邪の効用」 野口整体創始者の野口晴哉(のぐち はるちか)さんの著。
この本は1962年に発行された本が2003年に再構成された本。
50年以上前に書かれているが、現代でも人間の身体は変わらない。
ぼくがこの本を買ったのは2010年くらいだったと思う。
たまに読み返す一冊。
野口さん、Twitterでbotもあります。
なかなかの名言があります。
体に栄養が必要となれば食べたくなる。疲れれば眠たくなる。屈み過ぎれば伸びをしたくなる。排便も、排尿も、発汗も、体の欲求による整体を保つ為の無意識的調整法である。
ひょっとしたら人間が病気になるということも、余り無理をするなという自然の警告かもしれない。— 野口晴哉bot (@nharuchikabot) May 3, 2016
風邪というものについて
風邪というのは身体を整える。
風邪を引くと血圧が高い人は血圧が低くなってくる。
風邪自体を治療行為と考えている。
完全に経過しないうちに治そうとするので、風邪を繰り返す。
その人の身体の癖があり、身体の性質を知らずに治そうとして身体が鈍くなる。
風邪は治療するものなのか?
天然の身体をできるだけ、天然のままにしておく。
風邪を上手に引いて経過するほうが、いろんな病気を治すことになる。
風邪をひく偏ったからだの癖がある。
頭を使いすぎで疲れて風邪を引く、消化器に余計な負担をかけて風邪を引く。
その人なりの風邪を引く。
風邪は軽いうちに何度も引いて経過させて治すのがいい。
感想文書きかけにて
だいぶ前に読んだのに、だいぶ「たってブログに感想文を書こうって思い立って
書いている途中でとまってしまい、なんと断捨離で本を処分したときに
勢いあまって「風邪の効用」も処分してしまっていた。
しかし、風邪は身体を整えるチャンスなんだっていうのをこの本で学んだ。
風邪ひくと、心もネガティブになりやすいが、身体がよくなろうとしてくれているんだって風邪を引いた自分に
共感してあげることもできる。
常識にとらわれない考えをしよう。
ちなみに自分は、めったに風邪引かなくて去年、5、6年ぶりくらいに風邪引いたら病院行かずに
直したけど1ヶ月かかった。
身体を調整するのに時間がかかったんだなあ。
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