そもそも、パーマカルチャーとは何だろう?
パーマカルチャー(Permaculture)とは、パーマネント(永続性 permanent)と農業(アグリカルチャー agriculture)、文化(カルチャー culture)を組み合わせた言葉、造語である。
オーストラリア南部のタスマニア島でデビッド・ホルムグレンとビル・モリソンによって、体系ずけられた持続可能な暮らし(サステナブルなライフスタイル)のためのデザイン。
パーマカルチャーとは、一言で言うとデザイン。
関係性のデザイン。つながりのデザインといえる。
デザインというとウェブデザインとか、工業デザインとかデザイナーがデザインするイメージではなく、デザイン思考とかシステム思考でデザインする。
システム思考とは、お役所仕事で言われるような縦割りだったり、そのもの個別で考えるのではなく、関わりあっている様々な多様な要素の相互作用について、考えていく。
なんだか難しそうに聞こえるかもしれないが、じつはとってもシンプルで僕たちが暮らし地球のエコシステムそのものだ。
人は一人で生きているのではなく、他人との関係性、他の生物との関係性で生きている。
ぼくたちが日々食べているものは、ベジタリアンでも肉食でも命をいただいている。
パーマカルチャーを自然農とか有機農法の一種と捉えると、それはパーマカルチャーの一部を見ているにすぎない。
パーマカルチャーにとって農的なデザインは切っても切れない大切な要素ではあるが、それがシステムのすべてではない。
生きるための全ての場所に繋がっていく。 都市型のパーマカルチャー アーバンパーマカルチャー、都市を再生するシティリペアなどもあるし、人の集まる場 例えばカフェなどをパーマカルチャーでデザインすることだって出来る。
政治や経済、国だってデザイン可能だ。
X-chabgeと言われる物物交換、与え合うことで支え合うギフトエコロジーの世界、人間関係でいうならNVC 非暴力コミュニケーションだって、パーマカルチャーと言えるだろう。
そして、パーマカルチャーは、暮らしの足下にある。先人たちの智慧を活かし、新しい技術を適正に活かす。
そこにはつねに、様々なものや生物に対しての思いやり、愛がベースになっている。
みんなの心のなかにある、ただ表現の方法だよね。
パーマカルチャーは生き方を変えるデザイン、思考や意識を変えてば今からでも実践できる。
読んで興味持ったら、一緒にやろうよ。
ウェルカムだよ。
続きます。
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