鎌倉で下水管が壊れて、糞便の汚染水が海へ垂れ流しになり 大腸菌群が検出されるというのがニュースになった。
ぼくもずっと住んでいたし、水質が気になって水質調査をやっていたこともあったのでとっても気になるニュース。
おさらい 大腸菌群が検出されて危険な理由
大腸菌群数を測定しているが、本来測定したいのは大腸菌。
大腸菌群には大腸菌以外の似た菌も含まれている。 そして大腸菌自体は無害な菌だってことはあまり知られていない。
大腸菌が検出されるとサルモネラ菌とか赤痢菌とかO157とかがいる可能性があるっていう指標菌。 海に入るって危険なわけなんだ。
水を飲んだり、足を切って傷口から、菌が入って感染したら。
下水処理施設の問題と改善へ
下水処理施設は、塩素で殺菌して海に流す。
磯枯れしたりする。
そんなんで、下水へ流すものを改善することで、下水処理の負担を減らすってのが大切。
トイレは減らしにくいから、食べ過ぎないってのはあるが、キッチン、洗濯、お風呂で使う石けん、洗剤、シャンプーとかを見直すのが大切ってことに繋がる。
とにかく石油由来の洗剤を減らして自然由来の生分解するものに変える。
友人の直也くんが売っている、All things in Natureは自然に還るのがはやくて しかも汚れも綺麗に落ちるのでおすすめです。
鎌倉は分流式の下水道だから、まだマシで、藤沢や茅ヶ崎は合流式の下水道なので、大雨が降るとオーバーフローで、海へ汚水が流れる。
大雨が降ると、そのままそのまま、尿が垂れ流し。
そして雨が降ったあとは低気圧が通過して波が上がることが多いので サーファーが海に多い。
これは10年前に調べて、大腸菌群水質調査報告書というのをSFJで作成して環境省と国土交通省にも提出して質問状も送っている。
そのとき国土交通省もしっかり認識はしていて、改善させようというようだった。
でもでも、今から合流式を分流式に変えるって、とんでもないコストがかかるはずで、人口減少していく社会には現実的じゃないはずじゃないかって思う。
コンポストトイレを提案する
それで行政はコンポストトイレに助成金をかけたほうがいいんじゃないかって思う。
100%の解決策ではないが、ぼくはコンポストトイレを提案したい。
個人でも作れるし、インターネットで検査したらいっぱい出ている。
設計図だって、簡単に自分でも書けるよ。
移動式のコンポストなら介護にも使えたり、震災とかあっても使える。
家庭用の生ゴミ処理器を使って改良したりとかもある。
安曇野のシャロムヒュッテのコンポストトイレのページは、めっちゃ興奮する。
ページのリンク→http://www.ultraman.gr.jp/perma/conpostall.htm
街にはパブリックなスペースを農園にして、 そのコンポストの堆肥使って、街のガーデンで野菜を育てる。
食べられる森ならぬ、食べられる街へ。
海を綺麗にしようって活動がパーマカルチャー的なデザインに変わるわけなんだ。
海とパーマカルチャーが繋がること想像すると、 とってもワクワクする。
究極の自然素材 ソープナッツ ムクロジの木の実の石けんを使ってみた
ワンハンドビーチクリーンとサーフィン行くときはプラグを抜こう。
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