「生命の木」スーパーフードのモリンガの奇跡の世界に迫る

モリンガ 日々の出来事

 モリンガはアーユルヴェーダのハーブ

 奇跡の木とかスーパーフードと言われて近年注目度が上昇のモリンガ。 モリンガの原産地であるインドではなんと5000年も前からモリンガが活用されていました。 モリンガはインドが原産で温暖な地域で育ち、東南アジアやアフリカなどにも広がり、近年は日本でも沖縄で特産品として育てられています。 インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、300以上の薬効があるとされていて葉(リーフ)から鞘、種、花や根とモリンガは余すところなく活用されています。

 モリンガの鞘

以前、私が知り合った南インドの人はモリンガは家の庭に生えていてカレーに鞘ごと入れると言ってました。

近年、モリンガの栄養素や効果、効能が研究が進んでおり、アーユルヴェーダで言われていた効能が次々よ認められています。 数千年前のインドでなんでそんなことがわかったのだろうと不思議に思いませんか? アーユルヴェーダはヨガととても関係が深く、ヨガの聖典「ヨーガ・スートラ」を書いたとされるパタンジャリ師はアーユルヴェーダの聖者としても知られています。 ヨーガ・スートラを本当にパタンジャリさんが書いたのかは現代では懐疑的な見方も多いようですが、そんな話はともかく、モリンガなんとなく凄そうだってイメージは湧いてきたのではないでしょうか?

 

 モリンガの栄養素

モリンガといえば、まずは栄養価が豊富で知られています。地球上に生息する植物でもっとも多くの栄養を含み、人間が必要とするほぼ全ての栄養素を含んでおり、全ての必須アミノ酸を含んでおり、モリンガの葉には90以上の栄養素を含んでいるます。 なんか凄そう、でも、そうは言ってもどんなもんだろうって疑問に感じますよね。 

モリンガに含まれている栄養素はミネラルやビタミン、ギャバ・タンパク質・ポリフェノール・アミノ酸・食物繊維などがあります。 それらがバランス良いだけでなく量も豊富なのが特徴です。

・食物繊維

まずは食物繊維100gあたりでレタスの約20倍の 約 23gありと言われますが、昆布の30gには劣るが、かなり豊富なのがわかります。

・カルシウム

カルシウムといえば牛乳飲めと言われた世代ですが、牛乳の約20倍の約 2200mg。 

・マグネシウム

マグネシウムが豊富と言われるほうれん草の約5倍 の300mg

・ビタミン類

ビタミンの中では、ビタミンB2がレバーに匹敵する約2mg。ビタミンEは唐菓子の3倍くらいの約90mg。

・鉄

鉄分は牛レバーの約4倍 の約15mg

・亜鉛

なかなか摂取が難しい亜鉛は、ニンニクの2倍 、牡蠣の2倍 の約1.5mg

・GABA(ギャバ)

GABA(ギャバ)は、発芽玄米の約20倍 の 約200mg

・ポリフェノール

ポリフェノールは赤ワインの約7倍 = 約2g

モリンガの栄養のデータは出典によって、違いがあり産地やとれる季節などで変わってくるようですが、どれも栄養が豊富なことに変わりはありません。

 モリンガの効果、効能

 デトックス

モリンガには腸内環境を整えて、体内の毒素を排出してくれるデトックス効果があります。 豊富な食物繊維により便秘の解消やダイエット効果も期待できます。

抗酸化作用とアンチエイジング

モリンガに含まれているポリフェノールをはじめとする抗酸化物質を多く含んでおり、体内で発生するフリーラジカルや活性酸素を防ぐ役割があり、肌細胞のシワやたるみを防いでくれると考えられます。

免疫力の向上

モリンガは豊富なビタミン類や抗酸化作用により、免疫力のアップに役立ちます。また殺菌作用も強いいので今、注目のウイルスなどの感染症の予防にも注目されています。 

精神の安定

精神 心の安定

モリンガに多く含まれるGABA ギャバは興奮系神経伝達物質の分泌を抑えリラックス状態になりやすくなると言われています。ヨガや瞑想の前にモリンガ・ハーブティーを飲むのもおすすめです。

 

その他の効果

さらに、以下のような効果や効能があると言われています。

細胞の活性や再生、抗アレルギー作用、免疫システムの強化作用、血圧の安定、ホルモンバランスのコントロール、血糖値、抗炎症、疲れ目を予防 、骨の強化、関節痛の緩和、自律神経の安定、糖尿病の治療、貧血、便秘改善、不眠症改善、母乳を作る、虫歯予防、口臭予防、花が男性の滋養・強壮剤として効果

どうでしょうか? モリンガの効果、効能。 もはや凄すぎなんて言っていいかわからなくなります。

 モリンガは環境問題でも注目

モリンガは人間の健康にとてもいい植物なだけでなく、自然環境保護や改善の面でも注目されています。人類にとっては今や世界規模の問題でもある気候変動、いわゆる温暖化と言われる温室効果ガスの排出を抑えるのにモリンガが役立つのではないかと言われています。 モリンガは成長が早く3ヶ月で成人の身長くらいまで大きくなります。 乾燥地帯や熱帯、亜熱帯など土壌があまりよくないとこでも適応して育ち、農薬や化学肥料の必要としません。そして、CO2の九州する量は日本のスギの木の約50倍、一般植物の20倍のCO2を吸収するということです。 

現代の救世主、まさに生命の木、奇跡の木なのかもしれません。さらに、その木が前述したとおり栄養価が豊富で、食べ物としてもミラクルだっていうのは本当に奇跡的です。 特に現在、貧困の地域などでモリンガが栄養を摂取するなどで役立つと期待されています。

またモリンガのデトックス作用は人間の体だけではなく、モリンガの種は汚染された水も綺麗にします。モリンガの種を砕いたものを汚水に入れて水が綺麗になる動画があるので、ぜひ一度観てもらえたらと思います。

モリンガの種で水質浄化の実験している方のYoutube動画あったので貼っておきます。
今度、自分もやってみます。

モリンガの種の水質浄化効果が凄すぎた…

 モリンガがあれば全てオールオッケーか?

モリンガは栄養豊富で、環境問題にも役立つ、なんて素晴らしんだろう。モリンガをいっぱい植えたいって思います。 しかし、ではモリンガをいっぱい植えれば全て解決するかというとそうではないと思います。 石油製品によるゴミの問題は少しずつ認識されてはいますが、私たちの社会はまだまだプラスチックに依存しています。 再生可能エネルギーも少しずつ増えていますが、まだまだ化石燃料を燃やしていますし、原子力発電所から出る使用ずみ核燃料はどうするのか日本では議論も進んでいません。 南北問題と言われるように、豊な国と貧しい国。お金をもつ人が搾取する社会の構造は改善に向かっているのか疑問もあります。格差社会って言われるように貧富が広がる一方で、シェアリングエコノミーと言った他者と分け合おうという動きも広がってきています。

モリンガがあれば全てがオッケーではなく、モリンガをとおして、現状を知って分かち合える新しいシェアリング・エコノミーが広がっていかないだろうかと思っています。

 モリンガの栽培と購入について

自分は以前、沖縄の石垣島で小さなガーデンで自然農をやってモリンガを育てていました。育てるというと自分で何かしたかのようですが種を植えて少しだけお世話をさせていただいていて、モリンガの葉を自分の食べ物としていただいていました。 今は内地でマンションのベランダで育てています。モリンガの食料として売っている種からでも発芽して、寒い冬は部屋の中に入れれば日本でも育つので、いろんな人にモリンガを育てて欲しいと思います。

また、今はタイのチェンマイからオーガニックなモリンガを仕入れて販売しているので、モリンガを買って飲んだり、料理に使いたいという人は是非、自分のネットショップからご購入いただけたら嬉しいです。 AONEYSという屋号でお店を出していて、Instagramをフォローしてもらえるとセールなどお得な情報も出る予定でいます。 https://www.instagram.com/aoneys.s/ AONEYSではたんにオーガニックなものを販売するかだけでなく、どうやってゴミを削減するかなどの工夫をしていきます。

オーガニックショップ AONEYS

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