先日、映画『ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ』を観に行った。
この映画は、フリー・ダイビングで素潜りの元チャンピオンで人類史上初めて100メートルを潜水したことで知られる、ジャック・マイヨールの生涯を描いたドキュメンタリー映画。
1988年に公開されたリュック・ベッソン監督の映画『グラン・ブルー』での、“素潜り”の世界記録に命懸けで挑む青年が主人公の映画のモデルが、ジャック・マイヨールだった。
映画の上映スタートして、数秒でなぜか涙が出てくるという涙腺がゆるくなってきた年頃、ジャック・マイヨールを知らないって人に簡潔に紹介した。
イルカと海へ還る日
ジャック・マイヨールと言えば、イルカ人間のようにイルカ好きな人というイメージが、「イルカと海へ還る日」という本を読んで知っていた。この本もなかなか素敵。
本の感想は、また機会あればブログで書こうかな。
地球交響曲第二番
ジャック・マイヨールは、龍村仁監督のガイア・シンフォニー 「地球交響曲」第二番にも出ていた。
第二番は、チベット仏教のダライ・ラマや、森のイスキア主宰の佐藤初女さんも出演していた。1995年公開とかなり古い映画だけど、今もガイア・シンフォニーのシリーズは継続していて素晴らしい作品たちです。
そして、脱線して違う映画の紹介になりそう。
Youtube『ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ』予告編
海とヨーガ、瞑想
世界中をゴーグルとスノーケルを持って放浪して、イルカと泳ぎ、女性が大好きだったというジャック・マイヨール。
彼はヨーガと禅の修行をしていたのが、映画でも彼が大事にしていたこととして取り上げられていた。彼が修行したインドや、日本の禅寺が映画でも出てきていた。
ヘッド・スタンドや、呼吸法、瞑想。中でも呼吸法は、素潜りにとても役立つという。
海にいるのとヨーガは、なんていうかとても近い感覚があると思っている。
陸上の生物はかつて、海で暮らす生物だったとか、母親の体内では水の中にいるとか、もっともらしい理由はつけようと思えばつけられるが、そんなの理由はなんでもよくて、海はただただ心地よく、気持ちよく、でも時に凶暴で危険。優しくて、癒されて、嫌なことも忘れられるし、いろんなことが波のようにやってきたりもする。
ジャック・マイヨールは晩年、鬱病で苦しんで自殺して亡くなった。孤独を感じていたという。
この映画は、ヨーガであり海であり、イルカであ理、とても素晴らしい作品でした。このブログを読んで興味持ったら、観に行ってみてください。
『ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ』公式サイト
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