食べられる森を作りたい! 取り木による熱帯果樹の増殖についての講習に参加

パーマカルチャー

住んでいる自宅の庭がフルーツガーデンになって、さまざまな種類の果樹がいっぱい植えてあり、デザートはお庭で取れる果物が完熟したときに、手でとって食べる。

マンゴー、パパイヤ、アボカド、グアバ、みかん、バナナ、フェイジョア、パッションフルーツ、りんご、葡萄、いろんな果樹の木がお家の庭にあったら最高だって妄想しています。

パーマカルチャーでは、食べられる森 フォレストガーデンと言います。

取り木による熱帯果樹の増殖

熱研こと、国立研究開発法人 国際農林水産業センター 熱帯・島嶼研究拠点(石垣市)が主催の「熱研農業技術講習会」の 取り木による熱帯果樹の増殖の講習に参加して、取り木の方法を学んできました。

取り木とは?

取り木とは果樹等の樹木など植物の人工的な繁殖方法の1つで、親木の枝から発根させて、切り離して新しい植物体とする方法。

他に、挿し木や接ぎ木などの方法がある。
接ぎ木で出来るものは、接ぎ木で増やしたほうが簡単だが、取り木ではないと難しいものも多いという。

温帯果樹のリンゴなどは取り木が難しいが、熱帯果樹は取り木が容易なものが多い。
レイシ、レモン、アセロラなどが取り木に向いていて、グアバも取り木が簡単だという。

マンゴーは取り木が難しいが、絶対出来ないわけではない。

アボカドは接ぎ木が向いているということでした。木によって異なっている。知らないでやってしまうと失敗してしまうわけだ。

アボガドを育てたいなあ。

reishi

今回の講習はレイシの木で行った。レイシはムクロジ科の果樹でライチの実がなる。

取り木の準備

取り木に用意するものは、
カッターナイフなど、樹木の皮を剥くもの。
取り木専用のハサミもあるが、カッターナイフで十分ということです。

実際にカッターナイフでやってみた。

発根させる土は、乾きにくくて肥料分が少ないものがいい。
今回の講習は水苔を使用した。

それと、プラスチックフィルム

今回は家庭用のゴミ袋の透明なものを使用した。
黒いほうが発根しやすいらしいが、中身が見えるように透明なものを使用。

取り木の講習実施

やり方を教わって実際に取り木を5回くらいやってみた。

水苔は前日から湿らせて準備しておくといい。

まずは、枝を選ぶ。1、2cmくらいのあまり古くない枝で、できれば上を向いていて、あまり日当りがよくない枝を選ぶ。
剪定をかねて行うと効率がよくていい。 ちょっと得した気分になる。

樹木を2〜5cm程度 皮を剥く。環状剥皮という。

kawa

皮を剥くと葉からの養分が剥いた下へ流れなくなる。水分が皮を剥いても流れる。
皮を剥く長さは樹木の種類などで変わる。
根が出る前に皮が元に戻ってしまわない長さにする。
環状剥皮は花芽を出す目的でも行うが、その場合は短くするそうだ。

toriki

皮をむいたら、水苔を剥いたところにつけてプラスチックフィルムをまいて、紐をきつめにしめる。

発根まで樹木によるが、2〜6ヶ月くらい。ものによっては1年とかかかる。
今回のレイシは、だいたい2、3ヶ月くらいという。

発根できたら、樹木から切り取って、土に植える。
発根しても、土に植えて枯らすというのが、けっこう多いそうだ。
まずは鉢植えにする。
いきなり地植えは、やっぱりしないようです。
でも、なにごともチャレンジなので、やってみるといい。

樹木から切り取った際は、できれば水苔はとったほうがいいが、根を傷つけそうであれば、そのままでいい。
土は最初から湿ったものを使う。熱研で使っている土はビートモス、砂、籾殻くんたんを混ぜたものだそうです。
植えたあとは、最初は水をたっぷりあげる。
数週間は日影で風をよける場所に置く。
陽には少しずつあてるようにしたほうがいい。

取り木の講習の感想

取り木、はじめて体験したが愉しかった。
種をから発芽させたら、木になって実がでるのは何年も時間がかかるものが多いし、挿し木で株を増やせたら、簡単でいいのだが、実際に講習で体験してみると植物の世界はやっぱり面白い。

植物によって、いろいろな方法がある。
人間ができるだけ手を入れないで、自然の力に人が少し手伝うような形でできるといいと思う。

世界を食べれる森にするというパーマカルチャーの世界へ、畑は自然農でやっているが、果樹を育てたいって思いながらも果樹は今まで手をつけられていなかったが、今回ワークに参加できて、やっぱり果樹を育てたいって思った。
多様性に富んだ、いろんな果樹が存在する森で暮らしたい。
家の庭でアボカドの実がなって食べれたら、めっちゃハッピーだ。

そして、このような素晴らしい講習が受けれる石垣島ってマジで素晴らしい。
最高です。

心から、ありがとうございます。
感謝をこめて。

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