世界で唯一のヨガの国際的な団体と言われている全米ヨガアライアンス。
ヨガのティーチャー、インストラクターや学校を認定している非営利団体でNPOのような組織。
全米ヨガアライアンスと呼んでいるけど、名称はyoga alliance(ヨガ アライアンス)とyoga alliance foundation(ヨガアライアンス財団)という2つの組織をヨガアライアンスで、アメリカに本部がある。2020年4月の時点で7,000を超える登録ヨガスクール(RYS)と100,000を超える登録ヨガ教師(RYT)がいる世界最大のヨガコミュニティである。
2020年9月現在、ホームページが英語で日本語に翻訳するボタンあるけど、翻訳されない。ヨガアライアンスのスタッフの話では今後は日本語など多言語対応をしていこうとしているそうです。
RTY200とか、RYT500という認定資格が知られている。
RYT200というのはRYS200(Registered Yoga School)の認定されたスクールでTTC(Teacher Training Course)の200時間のプログラムを修了すると、修了書がもらって、ヨガアライアンスに登録することができる。
車の免許を教習所で修了したあとに、免許証をお金払ってもらうのと似ている。 RYTとは、Registered Yoga Teacher。 登録されたヨガの先生という意味になる。
認定校でRYT200を修了して資格を持っていると名乗っている人が多いが、Registered Yoga Teacherなので、登録していなければ、使えないというが正解で、知らないでヨガの先生の資格持っていますって人が多いという。
ちなみにヨガアライアンスのサイトでは先生やスクールを検索することができるのだけど、試してみたら日本でRYT200に登録している人は1800人くらいで、RYT500に関しては260人くらい。ヨガの先生は数万人とか数十万人いると言われいるので、どんだけ少ないかがわかります。先生が余っていると言われる一方で、ウェルビーイングが注目される社会なので、まだまだ足りていないところもいっぱいあるようです。
しかし、まあ英語のサイトをよく読む人少ないだろうし、ググれば日本語でも情報はいっぱいあるだろうけど、わざわざ調べないよね。
そもそも、学校を修了したり、どっかの団体に登録したり所属したから先生なのかというのは、どう考えても疑問だらけ。
自分が学んだTTCは合宿で1ヶ月みっちり学んだけど、果たしてそれで足りるかというとようやくスタートにたった感じだった。
インド リシケシでのヨガの旅 アシュラムでのTTC合宿の一ヶ月
通学のところは最短3ヶ月くらいから、半年とか1年くらいかけて学ぶ。
200時間のTTCを9日間で行うというスクールもあるようで、学校や先生の質が問題になっていて、ヨガ教室での事故、怪我も多く、質を改善しようとヨガアライアンスでは、RYSのスクールの基準を厳しくして、さらにRYTのカリキュラムも改善になって、今年から新基準になり2022年に完全移行の予定だという。
今、RYT200のスクールをやっているところも、先生が新たに学んだりしないと継続できないところが出てくるということで、スケジュールなど、まだ変更の可能性もあるようです。
登録しているヨガの先生も、3年毎にYACEP(更新する方に向けて講座を開催するYACEP資格保持者)が提供するCE(継続教育)を受講して、アライアンスに登録する必要がある。
日本ではCEを受講できるスクール自体が少ないなどもある。
教育を受けたからと言ってスキルや知識があるかなんて、わからないと思うが、学校を修了して、そのまま何もしていないで先生を名乗っているどこの馬の骨だかわからないって人ではない可能性が高くなる。
ヨガを学ぶのは、どの学校で学ぶかより、誰から学ぶかの方が大事だと思うので、資格があるかないかは、そんなに大事ではないと思うけど、RYT200やRYT500などヨガアライアンスの認定のコースで学ぶのであれば、ヨガアライアンスで学校と先生の情報が見れるので、確認してから学ぶスクールを選ぶ方が安心できると思います。 実際にリードトレーナーの授業が少ない学校もあるようです。RYT200を日本で学ぶと数十万円、数ヶ月時間をかけるのだから、ちゃんと先生を選んで欲しいって思います。
全米ヨガアライアンスホームページ:https://www.yogaalliance.org/
ヨアアライアンスに登録するメリットは日本では少ないと言われているが、今後は登録が推奨されていきそうです。 登録しているメンバーだけのコミュニティなどもできているので、変わってくるのではと予想されます。
ヨガは一生の学びだと思っていて、ただ体を動かすだけでなく、どんな条件の人も学べるようになったら素敵だと思っています。
ヨガアライアンスの新基準などについて、また更新して行こうと思います。
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