日本の暖かい島のサーフトリップの話が続いたので、 たまには海外へのサーフトリップを。
場所はニュージーランドの北島へサーフトリップに行った話に入ります。
ニュージーランドに行くのを決めたのは、波もよさそうってこともだけど 自然が豊かなイメージと英語圏であること(と言っても英語はカタコトしか喋れない)。
ニュージーランドにレインボーバレーファームという有名なパーマカルチャーファームがあって、そこに行って見てみたいって願望もあったが、行く前にメールで問い合わせたら、ちょっと前に閉鎖したって返事が来て断念した。
ニュージーランドのサーフィン情報の入手
ニュージーランド旅行を決めたとき、けっこうリッチで高めだけど直行便でニュージーランドへ向かった。
このとき、はじめてのエア ニュージーランドを使った。
日本からの航空手段はいろいろあるが、アジア経由で行くと安いチケットがいろいろある。
行く前に友達にサーフポイントを聞いたり、インターネットで情報を入手して 念のため、紙に印刷をした。 ニュージーランドのオークランド空港に着いて売店で地図を買おうと思ったら まさかのサーフポイントのガイドブックが売ってた。
これは買いだーっと即決して購入した。
ポイントのガイドはびっくりするほど、たくさんのポイントの情報がのっていた。
日本でいうビーチコーミングマガジンみたいな感じだが、ビーチコーミングのように無料配布ではなく有料です。
日本からレンタカーも予約しておいて、地図は結局レンタカー屋さんに借りた。
カーナビつけるか聞かれたが、いらないって言ったが、地図がひどすぎてカーナビ借りればよかったって後から思ったよ。
この時は、まだガラケー全盛で新しいもの好きの自分はiPhone3Gを持っていたが、まだiPhoneが地図として使える時代ではなかった。
さあサーフポイントへゴー!
まずはオークランドシティから30分くらいで着くというPihaに向かおうと旅の最初に決めていた。 南半球にあるニュージーランドは北に行くほど暖かい。
なので、北へ向かおうって思っていた。 オークランド空港からオークランド市内へ向かう途中で、けっこう都会だなあ、
もっと自然豊かな場所に行きたいなあって、気が変わって行く先を変更。
えっ当日に宿もとらずに行く先も変えるのって驚く人もいるが、旅は直感とノリで動くのが楽しいんだ。
地図を広げて道を見て、慣れてないし、とりあえず確実に行けそうな場所で、宿もチェックして、行く先を決める。
Port Waikato ポート・ワイカト
ニュージーランド初日の行く先はPort Waikato。
オークランドから90km。 思ったより遠かった。
ニュージーランドで最長のワイカト川の河口、かなりデカイ川だった。
そして波はオンショアでグチャグチャでダブルくらい。
ビーチにライフセーバーがいたが、海に近寄るなよって感じだった。
街のさびしい感じで、ここのゲストハウスに一泊する。自分以外の宿泊客は中国人の女性が2人。そして後からドイツ人の女性が2人。
次の日もオンショア。
次の場所へ行こうと決めて、そうそうと車を走らす。
海沿いを走ると近そうで少し走ってみたが、途中で牛が歩いていたり、道があるかわからないので、来た道を戻って向かうことにした。
RAGRAN ラグラン
ニュージーランドで最も有名なサーフポイント。
サーファーなら誰でも知っている、スーパーグーフィーのラグラン。
1kmとか2kmとか乗れるとか言われている。 レフトのマシンウェイブは、世界でもトップクラスの波と言われている。
街にはサーフショップもある。
ゲストハウスにもサーファーがいっぱい泊まっていて、オージーが多くてビールをゴチしてくれた。
残念ながら、ラグランもオンショア。
2人くらい入っていたけど、全然乗れてなかった。
ゲストハウスにいたオージーと話してたら、明日はグッドウェーブだって言う。
期待して早く寝るが、風は変わっておらず、朝一番で波チェックに向かうが、やっぱりオンショア。
2日後くらいには、風が変わるようだけど、とりあえずまた移動することにした。
この旅で日本からの旅人に会ったのは、ラグランで波チェックしていたときくらいだった。
コロマンデル半島 Tairua とWhanbgamata
ラグランを後にして、向かったのはコロマンデル半島だ。
ラグランがオンショアならコロマンデルと聞いて車で3時間くらいかけてコロマンデル半島へ。
東向きをベースにポイントが点在する。
ニュージーランド北島3日目にして、ようやく初サーフィン。
ポイントは、ファンガマタ。
スモールサイズだけどなんとか出来た。他に数名。
翌日はファンガマタがやはり波が小さいので北上する。
タイルアというポイントをチェックするとライトの波が三角波で、波のサイズは腹、胸の ファンウェーブ。
少しローカルポイントのような雰囲気があった。
波はよかったが、長く入るのは気がひけたので、タイルアからさらに北上する。
観光をしたり、ハイキングを軽くした。
そろそろ、ラグランが波よいのではないかと、翌日はラグランへ向かおうと思った。
ゲストハウスにステイしていると、大雨に暴風となった。
テレビで見たら台風みたいな低気圧が通過しているようだった。
英語苦手ですが、天気図が出てた。
そして直感でこの風だとファンガマタが波がよくなるって気がした。
ラグラン行きをやめて再びファンガマタへ向かう。
予想とおり、波は胸〜頭くらいで、まとまっていないがいい感じだった。
2日前と違って人もどこからか集まってきてサーファーも多い。
やっぱり、どこでも波がよければ人が集まる。
楽しめて満足した。
翌日もファンガマタでサーフィンに決定。
前回、ファンガマタで泊まったゲストハウスが、かなり居心地が悪く 他のゲストハウスをあたることにした。
そこのゲストハウスは客は自分一人だったが、日本の宿みたいな感じがしてよかった。
翌朝、朝一で海に行くと前日、同様に波があった。 ファンガマタ最高だった。
一泊しただけだったが、ゲストハウスを経営しているおばちゃんに別れを惜しまれつつ、 ニュージーランドへのサーフトリップは終了。
ニュージーランド トリップは終わりへ
オークランドに帰り、一泊して翌朝に出る。
7泊でサーフィンより移動時間が長く観光は少ない一人旅だった。
ニュージーランドはとにかくサーフポイントがいっぱいあって人も少なくてサーフィン天国だった。
ポイントとポイントの間はけっこう離れている。
日本みたいに海岸に道路を走らせるなんてことは、環境を考えているニュージーランドではありえないようだった。
ニュージーランドでは、ラウンドアバウトと呼ばれる交差点が面白かった。円になっていて、どっちに行くかわからなくなりそうだった。 日本人は少なかった。
オーストラリア人が多かった。
行った時期は9月で、むこうは春だったけど昼間は暖かくて夜は寒かった。 そして海水がめっちゃ冷たかった。 外では半袖だけど、水は冷たくセミドライ着用。
オークランド空港では入国のときに、ウェットスーツをチェックされた。
自然がいっぱいあって気持ちいい場所だった。
次はラグランに一ヶ月くらいゆっくり滞在してみた。
帰ってからラグランの近くにパーマカルチャーファームがあることを知る。
ステイ先も決まりだ。
サーフィンパラダイス 奄美大島トリップ 波乗りだけじゃないよ!
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