食品の放射能の基準 セシウム合算100ベクレル/kgが高すぎる理由

放射能 被ばく

食品の放射能の基準 セシウム合算100ベクレル/kgが高すぎる理由。

これは、海や空に放射性物質を捨てる六ヶ所再処理工場の稼働に反対する活動のMLでいただいた情報を整理したものです。

自然放射線による被ばくの内訳

まず、自然放射線による被ばくを100とした場合 「外部被ばく 37+内部被ばく 63」 

37:63の割合となっています。

内部被ばくの63は、「空気からの吸入が51+食べ物などから12」 

51:12となる。 

自然放射線による被ばくを人工放射線被ばくに置き換えます。

人工放射線被ばく年1mSvは、 「外部被ばく0.37mSV+内部被ばく0.63mSV」

内部被ばく0.63mSvは 「空気から0.51mSC+食べ物などから0.12mSV」となる。

適正な基準値はいくらか?

ICRP(国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、英: International Commission on Radiological Protection)の年間1mSvに含まれる「食べ物から」は、約0.1mSv 現在の日本の国の基準のセシウム合算(セシウム134と137)100ベクレル/kgは年1mSvすべて「食べ物から」とする。

食べ物は0.12mSVで抑えるはずが、1mSVまで許容しているので、この基準は約10倍水増ししていることになる。

本来は、ICRPの基準を準拠するなら 食品の基準を10ベクレル/kgまで下げないといけない。

これは、あくまで大人の場合で、子どもはさらに厳しくなる。

ICRPの基準は基準と言っても安全値ではなく許容値である。

許容値とは、いくらまで我慢するかという我慢の値である。

ICRPは、ただのNPO 市民団体で国際的な公正な団体ではない。

原子力を推進するために、どこまで我慢するかといった値でしかない。

国際原子力ロビーとエートス・プロジェクト チェルノブイリから福島へ

さらに広島、長崎での初期被ばくの被害がなかったり、 チェルノブイリの評価がぬけていたりする。

ジョン・F・ゴフマン氏による評価だと、被ばくリスクはICRPの約5倍

研究結果では20倍という報告もしている。

これが、どういうことかというと さきほどの10ベクレル/kgから、0.5ベクレル/kgまで基準を厳しくしないといけなくなる。

もちろん、子供はもっと厳しい基準になる。

そして、呼吸からの内部被ばくは無視されています。

 

とくに焼却施設近く、下水施設近く、埃、都心のアスファルトの粉塵など 空気に気を必要がありそうです。

そして外部被ばくの値が高い土地が汚染された場所ほど内部被ばくに注意しないと、合算した値は高くなります。

一体いくつまで厳しくすれば安全だと思いますか?

ただ、セシウム合算100ベクレル/kgというは、あまりにも緩いと思いますが、みんなはどう思うかな?

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