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地震があっても、まだ川内原発を稼働させているの? 安全性は?

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熊本の地震にはじまり、大分でも地震が発生し、地震が止まらないなかで
九州電力の川内原子力発電所が稼働を続けていることに、批判が拡がっています。

現在、日本で稼働している原発は川内原発の2機のみです。

川内原子力発電所のどこが危険なのか、この機会におさらいしてみます。

川内原発とは

(せんだいげんぱつ)とは、(せんだいげんしりょくはつでんしょ)を略している。

鹿児島県薩摩川内市久見崎町にある九州電力の原子力発電所。

1号機 加圧水型軽水炉(PWR) 89万kW 1984年(昭和59年)7月4日営業開始 2015年8月11日より稼働再開
2号機 加圧水型軽水炉(PWR) 89万kW 1985年(昭和60年)11月28日営業開始 2015年10月15日より稼働再開

地震対策はできているのか?

川内原発は地震動620ガルまで対応しているという。
東日本大震災のような地震は想定していないということのようです。

地震学者の石橋克彦先生は、以下のように批判している。

地震には内陸地殻内地震、プレート間地震、海洋プレート内地震があり、その3つが原発敷地に大きな影響を与えるか否かを審査する。ところが九州電力は過去に起きた内陸地殻内地震だけを持ち出し、震度5以上の地震は起きない[注釈 1]ために安全とし、審査側も追認している。川内原発の付近で大地震が起きる可能性は十分ある。1909年の宮崎県西部地震(海洋プレート内地震でM7.6)規模の地震が起こる確率は地震学の常識ではありうるとされるほか、原発に近いフィリピン海スラブの中ではM7.8クラスの地震が起きる可能性も高いとされる地震学者の石橋克彦ー wiki 川内原子力発電所より

津波が来ても大丈夫?

川内原発が想定している津波の高さは4メートルから6メートルに引き上げられた。
7メートルの津波は来ないという前提です。

東日本大震災では40メートルの津波だったという。

大丈夫に見えないですね。。。。。

火山はどうなのか?

川内原発に一番近い姶良カルデラが噴火した場合について
鹿児島大学の井村隆介教授(火山学)が以下のように語っている。

「数百度の熱を帯びた火砕流が川内原発敷地内まで到達する可能性があります。そうなれば、原発自体が破壊されるのはもちろんのこと、原発作業員も全員火砕流でやられてしまいます。火砕流と放射能で、外部から救助にも原発の収束作業にも入れないという恐ろしい事態になってしまうのです」川内原発を襲う、カルデラ噴火【日本壊滅のシナリオ】  鹿児島大学の井村隆介教授(火山学)
「噴火に伴う原発事故の場合、火山灰に放射性物質がくっついて、風に乗って全国に降り注ぐことになります。しかもカルデラ破局噴火の場合、日本最大の地上の火山である富士山と同じくらいの体積の降下物が飛散します。それだけの降下物が放射能を伴って日本中に降り注ぐ可能性を考えないといけません」井村教授

日本中に死の灰が舞う可能性を指摘している。

なんと九州電力も、カルデラ破局噴火が発生したら、火砕流が川内原発の敷地内に到達する可能性があることを認めているという。
しかし、原発稼働している今後数十年は火山はないと言っている。

とっても前向きでポジティブです。
火山がないことを信じたい。

ようするの合理的な理由じゃなくて、希望的な感じでオッケーってこと。

オッケーじゃないと思うが。

川内原発を襲う、カルデラ噴火【日本壊滅のシナリオ】

高経年化 老朽化

地震、津波、火山でもう十分な気もするが、
川内原発が高経年化 老朽化の問題がある。
一号機は運転開始から32年、2号機は31年になる。

はっきり言って、古いわ。

古い部品は交換して使っているが、原発のなかには絶対に交換できないものがある。
原子炉圧力容器。
ふつうは壊れないって思うが、ずっと放射線浴びて、じょじょに弱くなっていくという。
ふつうは壊れなくても事故が起きた時などの耐性が弱い。

もし、どうしても原発動かすにしても、古いのをわざわざ動かさないでいいんじゃないかって思う。

コアキャッチャー

日本の原発の新規制基準は世界一と安倍総理は豪語しているが、
ヨーロッパの新しい原発にはコアキャッチャーの設置が義務となっている。

炉心溶融(メルトダウン)で、溶け落ちた核燃料を流れ込んで、受け入れる受け皿のようなものを「コアキャッチャー」と呼ぶ。
コアキャッチャーは高温で、上部にある貯水タンクから自動的水が流れて溶け落ちた燃料(デブリ)を冷やす機能となっている。

日本の原発にはコアキャッチャーがない。
もちろん、川内原発にもない。

世界一ならつけようよって言いたい。

事故が起きたときの汚染水の対策?

東京電力の福島第一原発事故では、地下水を通じての放射能汚染をい防ぐことが問題になっている。
そして、いまだに解決せずにどんどんと死の灰が入った放射性廃棄物が増えている。

この汚染水対策は、されていない。
事故は起きない前提になっているのだろうか?

避難計画については?

川内原発は周辺の避難計画ですら、まともに出来ていない。
原発事故があったら避難が必要なのは、20kmとか30kmじゃすまない。

東京電力の福島第一原発事故のときは、東京からの避難でさえも当時の政府は考えたという。
100km、200kmの避難計画できますか?

さらにいえば、原発事故は前述の地震、津波、火山などとセットで起きるかもしれない。
そんなときの、そのときどきの避難計画。
そんなの計画を立てることが、そもそも無理な気がする。

川内原発は安全なの? まとめ。

ここまで、川内原発の安全性について書いていて改めて、
川内原発が安全か?

安全なわけがない。

もう、やめて立ち止まろうよ。

僕たちは、原発がなくても生きて行くほうを選ぶよ。

原発や地震が不安な人は、とりあえず逃げよう。

不安のまま生きても愉しくない。

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atsushi

atsushi

海宙工房(みそらこうぼう)主宰。 旅の途中で南の島生活3年目。 パーマカルチャーデザイナー。 地方で仕事創りはじめました。 波があったら、サーフィン。 畑やって瞑想して、ヨガやってドローイングアートを描いています。 ときおり詩も書きます。

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