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ときどきベジタリアン食のすすめを読んだ感想

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最近、図書館で借りて読んだ本、「ときどきベジタリアン食のすすめ: ビーガン、マクロビオティックから統合栄養学まで」
著者はお医者さんでもある蒲原聖可さん。
このブログをはじめてから初の読書レビューです。

この本は西洋医学の視点から、日本で誤解の多いベジタリアン食について医学・栄養学から解説されている。

ベジタリアンについての多い誤解についても書いてある。

ベジタリアンは野菜しか食べない人ではない。

(Vegetarian)とは、「動物性食品を避け、穀物、豆類、種実類、野菜、果物など植物性食品を中心に摂る人々」という定義で野菜しか食べない人たちではない。
動物性食品を一切、摂らない人もいれば、卵や乳製品を摂る人もいる。
ベジタリアンでは栄養が不足するという誤解があるけど、適切に準備されたベジタリアン食は健康維持と病気の予防に役立つといえる。

ベジタリアンはベジタブル(vegetable)ではない。


ベジタリアンはベジタブル(vegetable)という言葉から変化したのではなく、ラテン語で「完全な、健全な、生き生きした、活発な」意味する「vegetus」に由来している。
ベジタリアンは健康であってベジタリアンで不健康ではベジタリアンじゃないとも言える。

ベジタリアン食を選ぶ理由。

・健康維持・増進と疫病予防
・エコロジーへの配慮 環境倫理
・畜産業などにおける動物に対する扱いに反対する倫理観

肉食の環境問題への影響が日本ではほとんど記事にもならないし
健康のために肉を食べろって風潮が、まだまだあるように思える。

ベジタリアン食の分類


 vegan あらゆる動物性食品を厳格に避ける人。
・ラクト・ベジタリアン 乳製品は摂取するベジタリアン
・オポ・ベジタリアン 卵製品は摂取するベジタリアン
・ラクトオポ・ベジタリアン 乳製品、卵製品は摂取するベジタリアン。欧米で多いベジタリアンはこれで、この本では適切に摂取すれば栄養学的に問題ないと書かれている。
・ペスコ・ベジタリアン 
 魚介類を食べるベジタリアン。厳密にはベジタリアンではない。伝統的な日本人はペスコ・ベジタリアンに近い食生活だったと考えられる。
・ポウヨウ・ベジタリアン
例外として鶏肉は食べる。

セミベジタリアン


セミベジタリアンには厳密な定義がなく、動物性食品の摂取を少なくした人。
時折、肉類や魚介類を摂取するが普段はベジタリアン食の人。
ペスコ・ベジタリアンやポウヨウ・ベジタリアンの人など
週末ベジタリアンや、外食では避けないができるだけベジタリアン食を選ぶ人など。

(玄米生食)


玄米菜食を中心に未精糖穀類の摂取を重視して、豆類、根菜類、海草類などの植物性食品を摂取するベジタリアンの一種。魚介類を摂取するグループもある。
オーガニック 自然栽培の野菜を選ぶ、その土地で採れたもの旬なものを食べる。素材をまるごと選ぶ、陰陽に食物を分ける、単にベジタリアンではなく自然と調和して生きることを目的にしている。

フルータリアン

 果物や種の実、一部の野菜など植物の命を奪わないものだけを食べる

ローフード

 加熱処理した植物性食品は避ける生のものを中心に摂取する。

ベジタリアン食、何を食べたらいいのか。`

穀物類は白米ではなく玄米や発芽玄米を。
パン類は全粒パンを。麺類は好ましくないが、パスタだったらアルデンテを。
野菜はファイトケミカルが多く、生野菜も調理したものも彩りよくバランスよく摂取しよう。
果物類もファイトケミカルが多い。
果糖が含まれるので、とりすぎには注意しましょう。
タンパク食品は「畑の肉」とも言われる大豆製品からとりましょう。

嗜好品はダークチョコレートや赤ワイン。アルコールは一日、1、2杯までにしましょう。

ベジタリアン食の健康への効果。


肥満を防ぐ、生活習慣病を防ぐ。
高血圧、高コレステロールを防ぐ、心臓病、糖尿病の予防、骨粗しょう症、認知症の予防、腎臓病、痛風、関節リウマチへの効果、アレルギー症状の抑制など、さまざまな効果が書かれている。

日本でベジタリアン食を選ぶため


健康だけでなく、環境問題にもということで、さあベジタリアン食を選びましょう。
日本で実践するのは、とても不自由です。
外食やパーティーなどで、欧米では「ベジタリアン」であるか確認があるが日本にはない。
「動物性食品すべてにアレルギーです。」などとしておきましょう。
フードピラミッドなどを参考に栄養をとりましょう。
はじめは、マクロビオティックのレストランなどに行ってみるのもいいでしょう。
マクロビオティックは日本に元々あった考えを体系化した食育療法と言えると思う。
健康や環境、フードマイレージ、地産地消などを考えると自然とベジタリアンでマクロビオティックな生活 ライフスタイルへシフトしていくように思える。
ぼくの周囲の友人にはベジタリアンやヴィーガンが増えている。
マクロビオティックはパーマカルチャーに考え方が近いと感じる。
日本で産まれた自然食の考えが西洋で認められている。
一方で日本ではまだ、肉食が推奨されている。
日本でも東京近辺はベジタリアン対応したお店も増えているし、ベジフェスなどのイベントもある。
これから、どんどん変わっていくと思うので、とっても楽しみです。

いのちあるものを食べて生きていることに感謝します。
ありがとう。

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atsushi

atsushi

海宙工房(みそらこうぼう)主宰。 旅の途中で南の島生活3年目。 パーマカルチャーデザイナー。 地方で仕事創りはじめました。 波があったら、サーフィン。 畑やって瞑想して、ヨガやってドローイングアートを描いています。 ときおり詩も書きます。

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